Amazonペイメント&ログインというサービスが開始されたのはご存知ですか?

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https://payments.amazon.co.jp/home

Amazonペイメント&ログインとは
Amazon以外のサイトで買い物する時に、
Amazonアカウントで支払いができるサービスです。

ネットショップ運営側の目線で説明すると、
自社のネットショップに
Amazonの決済カートシステムを導入できるサービスです。

2013年にアメリカでは開始され、
2014年に欧州、インドでもサービスインしていて、
日本は5ヵ国目の導入となりました。

米Amazonではすでに開始していたので、
海外向け自社ショップに導入を試みたことがあるのですが、
現地法人でなければ、導入できなという理由で断念しました。
(理由はうろ覚えなので、間違ってたらすみません。)

日本で開始されるのもそう遠くなと思っていましたが、
二年遅れでようやく日本上陸ですね。

Amazonペイメント導入のメリットは?

導入のメリットの一つは
ペイメントにAmazon名前が出ることで
お客さんに安心感を与えることができることです。

ネットショップは既に個人の時に始めていましたが、
そのとき、特定商取引法に基づく表記も振込先名義も勿論個人名でした。

「あなたのショップは不安なので、買いません。」
とわざわざ連絡してくれる人はいませんで、
ハッキリ数字ではわかりませんが、
運営者が個人ということで、他に流れるお客さんは間違いなくいたはずです。

今は法人として運営していますが、
法人なら抜群の信頼度があるかと言えば、
必ずしもそうとは言えません。
お客さんにとって、初めて聞く名前の会社名、ショップは不安に思うものです。

決済ボタンにAmazonの名前が出ていたらどうでしょう?
ネットで買い物をする人ならAmazonの名前は誰でも知っているので、
信頼度が違います。

導入するもうひとつのメリットは
”かご落ち”の改善”です。

ネットショップで注文する場合フォームの入力が手間で、
使い慣れた大手に流れてしまうお客さんの存在があります。

独自ネットショップを運営している
私がこんなことを言うのもおかしな話ですが、
私がネットで買い物するとき、大抵は楽天、Amazonです。

探せば安く売ってる独自サイトもあるかもしれませんが、
フォームに名前や住所を入力するのが面倒なので、
すでに会員登録済で数クリックで注文できるのが便利だからです。

Amazonペイメントを導入すれば、
ネットショップでもAmazonの同様の注文ができるようになるため、
”かご落ち”ロスも減らすことができるしょう。

手数料体系は?対応ASPは?

早速、自社ショップにも導入しようと申し込み済で、
Amazon側へいろいろ質問も投げかけているところです。

まず、私の利用しているASPであるカラーミーショップですが、
導入できるのかがわかりません。

手数料の記載も見当たりませんでした。
アメリカだと、2.9% + $0.30ですので、
おそらく日本でもこれに準じた手数料が設定されるのではないでしょうか。

Amazonにデータを奪われる!?

一方でいいことばかりでもありません。
Amazonにデータを奪われると考えておくべきでしょう。

こういったサービスの目的のひとつは
当然ながら、ペイメントサービスの提供し手数料収入を生み出すことです。

もうひとつの目的は、データ収集で、
Amazonペイメント経由の注文はAmazonにも筒抜けです。
自社ショップの売れ筋傾向がAmazon側にもわかっていまうということです。

Amazonは直販も行っていますので、
こうやってデータ収集して、売れるとわかる商品があれば、
すかさず契約をとりにいくでしょう。

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