商売をはじめるにあたって、
もしくは途中の段階で
もっと資金があればもっと早く利益を出せるのに。。。

と感じることがあるかもしれません。

資金がないから、
システムをいれられなかったり、
商品を仕入れることができなかったり、
人を雇えなかったり。。。

という具合ですね。

僕はそのような道を切り開くための
融資制度や補助金などは
基本的にどんどん使っていって
いいと思います。

融資制度も
ロバートキヨサキの「金持ち父さん」の本でも
よい借金、悪い借金とありますが、

借金をいかによいものにするか、
悪いものにするかは
事業とその人によります。

自分に自信があり、
ロジックが出来上がっているなら
自信を持って取り組むべきだと思います。

といいますのも。。。。
それには単純に資金調達のメリットだけでなく、
それ以外にも 様々なメリットがあるからです。

どういうことかというと・・・
補助金もそうですが、
融資を受けるにあたって書類を出さないと行けません。
人脈も必要になります。

まず、書類を出すにあたって
自分はどういうことをしたいのか、
自分自身が一番明確になります。

そもそも 
おおまかな目標があって
申請をしているはずですが、

個人規模からはじめた人・小規模な事業は
細かい部分などは
その書類を作成して気づく部分が
たくさんあります。

特に補助金などで必要な資料作成は
かなり面倒なのですが、
そういった書類は、いずれ必要になるものであったり
会社として枠組みを作ってくれる部分になったりします。

たとえば
雇用を促進するための補助金では
就業規則などを作らないといけませんし、

経費の1/◯などを補助する補助金などは
かかった経費の証明として
納品書・受領書・請求書などを
提出しなければいけません。

それには自ずと、
会社として納品・受領・請求などの概念が必要であり、
それに対する書類が必要、という認識が
自分と自分以外にも浸透されます。

融資を受けるにあたっても、
目標やどういった設備が必要なのかを
伝えなければいけませんので 
では、どういう目標なのか、どういう設備なのか
はっきり明確化させないといけません。

銀行との付き合いであったり、書類作成であったり、
士業の方との付き合いであったり
いろいろ時間は取られるかもしれません。
ですが、そういった関係作りや実績もメリットです。

資金調達するのが本来の目的ですが、
このようにその途中の過程で得られるメリットも
多々あります。

僕的には、補助金を受けられなかったときも、
そういった資料作りの段階でも学べることはたくさんあり、
士業の方・銀行の方との関係もできたと思っています。

たとえどんなActionをとったとして、
失敗してもいいじゃないかという気持ちで
気軽さも必要だと思います。

まだこういった制度を活用していない人の
ご参考になれば幸いです!

輸出ビジネス 実践日記