楽天がアメリカで運営する子会社Rakuten Super Logisticsが
配送サービスでビットコインによる決済の導入を開始した。
決済システムでビットコインを直ぐに利用できるようになれば
約1カ月ほどで導入される。

三木谷社長は7月に、
「遅かれ早かれ楽天でビットコインを導入するだろう」
と語っていた。

Rakuten Super Logisticsはビットコイン導入の理由を
消費者の需要があるためとしている。
同社のCEO DiSorbo氏は、

「ビットコインを採用することで、
未開拓の消費者層にアプローチすることができる。
市場参加者、特にグローバルなeコマース・マーケットプレイスを
現在、利用し辛い人にとって
この新しいテクノロジーが利益になるよう
我々は努力しているところだ。」と述べている。

注目すべきことは、Rakuten Super Logisticsが
商取引プロバイダとしてBitPayを選んだことだ。
「これによって、重要な国際市場で
ビットコインの認知度を高めることができると共に
B2B取引におけるビットコインの可能性を高められる。

現在、ビットコインのB2B市場のほとんどが手つかずのままであり、
楽天の様な企業が先頭に立って
B2B市場でビットコインを採用している」
とBitPayの代表は述べている。

楽天が初めてビットコインへの関心があることを明らかにした際、
三木谷社長はインターネットの発展に
デジタル通貨の採用は避けられないものではないかと述べている。

ビットコインの利用が日本で拡大している。
日本におけるデジタル通貨の人気の高まり
そして、eコマース市場で楽天が非常に大きな役割を果たすことが
重要な意味をなしている。

日本政府がビットコインに関する
新たな規制を可決しなかった数カ月後に
楽天がビットコインを導入したことは、
日本におけるビットコインの注目の高さを示している。

この様にビットコインの支持が高まったことが
デジタル通貨及びその基盤テクノロジーの推進に繋がっている。

CoinDeskより引用
http://www.coindesk.com/rakuten-us-subsidiary-bitcoin