eBayがモバイルターゲット広告プログラムを開始

eBayは膨大な量の顧客データを抱えており、
2億6千万に上るアプリユーザーを通して、
月に何百万ものモバイル機器からの購入がある。

この秋eBayはそのふたつの利点を生かして、
広告主にターゲット広告の機会を提供する構えだ。
このプログラムはeBay Mobile Advertisingという。

モバイルアプリをスマホやAmazon kindle、
タブレットなどで使ったことのある人なら誰でも、
大量の広告を目にしてきただろう。

しかし最近の状況では、大手ブランドは
過去の購入履歴を元にしたターゲット広告を欲している。

eBayによると、「eBayは各ユーザー体験に基づいた見取り図を、
プラットフォームとデバイスを縦横無尽に使い作りだせる、
唯一のプラットフォームを言えるでしょう」とのことだ。

また、Googleなど他の広告ネットワークとは違い、
広告主が理想的な受信者に出会うため、
eBayが持つ独自の顧客データを使える、と強調している。
「実際我々は、月2億9千万時間を超える購入行動を追跡しています」

eBayは2007年から、自社プラットフォームを利用しているセラーと
訪問者の過去の行動についての情報を共有してきた。
しかし今回のプログラムは、外部の広告主とeBay顧客の情報を共有し、
商業化する、という点が以前と大きく異なる。

eBayウェブサイト上の謳い文句は、eBay Mobile Advertisingが
どのように機能するかについて説明している

お母さんや小規模ビジネス主、テックマニアまで、
eBayはあなたにぴったりのターゲットを幅広く抱えています。
eBayと組むことで、実際の消費行動に基づき予め60組に区分けされた
ターゲットにアクセスすることができます。

もしぴったりのターゲットが見つからなくても、
Audience Discovery toolを通してターゲットをカスタマイズできます。

eBayはすでに限定数の企業広告をアプリ上に表示させている。
今秋にはすべての広告主にプログラムを公開する予定だ。

eBayモバイルユーザーはリピート率が高く、
ある競合他社（おそらくAmazon）に比べ3倍以上の時間をeBayサイト上で過ごし、
さらに消費額も多い、とのことだ。

eBay Mobile Advertisingは2014年時点ではスマホ（iOS and Androids）、
タブレット（2015年）とモバイルウェブで有効になるという。

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