エチオピアの北の山岳地帯では、
農夫たちが自分の土地で見つかった弾丸をビーズ職人に提供しています。
この砲弾は先の紛争の際に使われていたものです。

村の職人たちは、何代にも渡って受け継がれてきた技術で弾丸を溶かし、
繊細な手作りビーズを生み出します。

Bullets to Beads 03

最終的に滑らかに光るビーズになるまでいくつかのステージを経たビーズは、
Raven and Lilyとという支援団体とパートナー関係にある
エントト山の女性達のもとに送られます。

エントト山は、家族や地域から排除された
エイズに苦しむ人たちがやってくる土地。
というのも、そこにはエイズを癒す「聖なる水」があると信じられているためです。

女性のほとんどはエイズについての知識がなく、物乞いによって生活しています。
Raven and Lilyはこうした女性達を雇い、彼女たちとその家族が
治療と教育を受けるチャンスを提供しているのです。

Bullets to Beads04

動画では、アクセサリーをたくみに作成する彼女たち一人ひとりの、
様々な物語を紹介しています。

Bullets to Beads 08

胸を打つ辛い人生、でも今は、一度は誰かを傷つけるために存在したものを、
希望と命をもたらすアクセサリーに変えています。

Raven and Lily公式ウェブサイトより引用