エチオピアの北の山岳地帯では、
農夫たちが自分の土地で見つかった弾丸をビーズ職人に提供しています。
この砲弾は先の紛争の際に使われていたものです。
村の職人たちは、何代にも渡って受け継がれてきた技術で弾丸を溶かし、
繊細な手作りビーズを生み出します。
最終的に滑らかに光るビーズになるまでいくつかのステージを経たビーズは、
Raven and Lilyとという支援団体とパートナー関係にある
エントト山の女性達のもとに送られます。
エントト山は、家族や地域から排除された
エイズに苦しむ人たちがやってくる土地。
というのも、そこにはエイズを癒す「聖なる水」があると信じられているためです。
女性のほとんどはエイズについての知識がなく、物乞いによって生活しています。
Raven and Lilyはこうした女性達を雇い、彼女たちとその家族が
治療と教育を受けるチャンスを提供しているのです。
動画では、アクセサリーをたくみに作成する彼女たち一人ひとりの、
様々な物語を紹介しています。
胸を打つ辛い人生、でも今は、一度は誰かを傷つけるために存在したものを、
希望と命をもたらすアクセサリーに変えています。
Raven and Lily公式ウェブサイトより引用
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