BUYMA(バイマ)に限らず、
ヤフオク!等のショッピングモールにおいて
「トップページを変更しよう」、
「バイヤーからのお知らせを変更しましょう」
という記事を目にすることがある。

何度も目にしていると、
無意識に必要な理由も分からずにバイヤーページを
自分なりに変更してみる方もいるだろうが、
変更の前にバイヤーページの役割について考えていくとしよう。

BUYMAのバイヤーページから見る顧客の心理

自社のECストアを構えている場合は、
当然ながらトップページの充実や
デザインに力を入れる必要がある。

その理由としては、
Yahoo!やGoogleといった
検索エンジンを利用した顧客の半数は
トップページを経由するからである。

BUYMA内を例に上げれば、私の経験上、
あなたのバイヤーページ自体を経由し
商品を購入する顧客はほとんどいないと言える。

顧客の動きとしては、BUYMA内を
ウィンドウショッピング感覚で検索し回遊している。

あなたの商品ページには、
飛び込みでたどり着いている可能性が高いのだ。

もちろん、取り扱われている商品を
顧客が購入するかどうかも
商品ページの情報から決定する。

敢えて顧客が、
トップページを覗きに来る場合は何か理由があるのだ。

その理由は大きく分けて3つ考えられるだろう。

1.他にどんな商品を取り扱ってるか把握するため
2.しっかりしたバイヤーかどうか確認するため
3.クーポンを発行しているかどうか確認するため

勘違いされやすい点であるが、
デザインがキレイであれば
購入されると考えている方が非常に多い。

見づらく煩雑なショップより、
当然ながらキレイなショップの方が
選ばれるだろうが全てではないのだ。

まとめ

正確に言うと顧客の商品購入の決定は、
あなたのバイヤーページが
キレイであるから購入するのではない。

・欲しい商品であり、
・取り扱っているアパレルバイヤーも信用でき、
・安心できそうと感じあなたから購入する。

このような優先順位になる。

あなたがやるべき優先順位は、
バイヤーページを作りこむことではないと言えるだろう。

他に優先すべきものがある場合は、
バイヤーページを作り込むことは
優先順位を下げても問題ないだろう。

実際、トップにランキングするバイヤーにおいても、
バイヤーページには必要最低限のことのみ記載しており、
それにも関わらず売上・利益を上げている
アパレルバイヤーは数多く存在しているのだ。

Eコマ会議室