輸入転売の注意点(ポイント)を確認 前編
からの続きです
前回は輸入転売を
行うにあたっての注意点として、
ブランド品に関する話題や
価格設定について説明していました。
今回も輸入転売を行うにあたっての
注意点にまつわる話を
続けていきたいと思います。
―――――
【③正規代理店の売れ筋は?】
ブランド品の
並行輸入品を扱うのであれば、
正規代理店の売れ筋も
チェックする必要があります。
なんといっても正規代理店ですからね。
ブランド品のトレンドに
敏感な人の多くは代理店で購入します。
代理店で人気が無い商品を輸入して
販売しようと思ってもなかなか売れません。
ブランド品のトレンドには
よくよく注意しましょう。
またネット物販の場合は自分が
販売する市場での需要を基本的に
調べる必要があります。
ただ、正規代理店の売れ筋商品は
ネットでも良く売れます。
【④コピー商品の並行輸入に注意】
コピー商品を仕入れるつもりが無くても
仕入れてしまったらそれはマズイです。
販売目的、流布目的だと
法律に抵触します。
昨今の中国輸入の流行で
「中国でブランド並行輸入品を仕入れたら安い」
という間違った認識が広がっていますが、
中国から並行輸入品を仕入れても
国内の値段と全然変わらないので
注意しましょう。
ちなみに、コピー商品の輸入ですが
個人使用の範囲内であればグレーゾーンです。
販売・流布を目的とした
輸入を行うと犯罪です。
【⑤商品・ルートの確認を】
ブランド品の並行輸入品を扱う場合に
注意が必要なのは、商品そのもの+ルートです。
まずは商品そのものが
しっかりとした正規品であるかどうかの確認。
これは当たり前ですね。
その商品が偽物でないかどうか、
商標権を侵害するものでないかどうかの
確認を必ず行いましょう。
ブランド品の知識が無ければ
並行輸入した商品を質屋などに持っていき
鑑定するのもアリです。
そして次に仕入れルートの確認です。
仕入れた商品そのものがどのようなルートで
自分の手元に到着しているのかも
確認する必要があります。
見積もり・発送伝票・通関証明などの書類を
実際のルートと照らし合わせて確認することで
コピー商品のリスクを
最小限に抑えることが出来ます。
【⑥商品の仕様を確認】
実は同じ商品であっても海外と国内では
商品仕様が異なる場合があります。
特に家電製品は仕様が
異なっているのがデフォルトです。
電圧の違いや、適用される法律が
異なるために仕方がない事なので
事前にしっかりと確認するようにしましょう。
特に、日本での電化製品の取り扱いに関しては
PSE法(電気用品安全法)の適用がされ、
その法律にのっとった商品でなければ
販売することができません。
PSE法をよく確認せずに
輸入を行い販売をしたのちに、
商品トラブルになるとかなり大きな
リスクを背負うことになります。
→PSE法を確認する
http://www.meti.go.jp/policy/consumer/seian/denan/
【転売のリスク=事前に調べろ】
さて、輸入転売の注意点、
ブランド品輸入転売の注意点について
5つの項目で解説をしてみました。
注意点=リスクになる
ということを忘れずにいてください。
しかし、今回紹介した
注意点の多くは(ほぼ全て)は
事前に調べたり確認することで
リスクを最小限に抑えることができます。
仕入れや販売に関しても
輸入転売は事前の調査で
リスクを抑えることができる
ビジネスモデルなわけです。
これらのことを忘れずに
輸入転売に取り組みましょう。
では!
コメントする