輸入転売をするうえで、
必ず注意しなければいけない事があります。
これらのことを知らないと、
これから輸入転売を始めようと思っても
場合によっては違法となってしまったり、
利益をしっかりと上げることができないので
1度再確認をしておきましょう。
とりわけ、ブランド品の輸入転売に関して
大事になる項目が多いので
ブランド品転売を考えている方は
是非とも参考にしてください。
【①並行輸入が合法になる条件とは】
並行輸入、という行為そのものは合法です。
しかしながら合法になるための
要件を満たしている必要があります。
それは、輸入する商品の外国における
商標権者が使用許諾を与えられたものであること、
日本の商標権者が販売する商品と
並行輸入をして販売する商品とが
保障される品質において
実質的な差異がないと評価されること、
などです。
これらの要件はいわゆる
「ブランド品」に該当するので、
ノーブランド品を取り扱う場合は
例外となる場合もあります。
ちなみに、上記が
ちょっと難しいので言い換えると
「仕入れ先の人がちゃんと
正規品扱ってること」
「輸入した商品が、
日本で正規に販売している商品と
実質的に同じものであること」
ということです。
詳しい事は日本貿易復興機構(JETRO)で
確認することが出来るので、
一度確認しておいてください。
→JETROで確認する
http://www.jetro.go.jp/world/qa/04J-010223.html
ブランド品の並行輸入品を扱う場合、
上記の要件を満たしていないと訴訟に
発展してしまうリスクがあるので要注意です。
【②販売価格を調査しよう】
ブランド品の並行輸入品を扱う場合、
正規代理店を通さずに販売するわけなので
消費者側からすると所詮、
「正規代理店の販売でないブランド品」
という認識になってしまします。
スタートの段階から正規代理店の商品に
負けてしまっているわけですね。
そのため、並行輸入品を販売して
しっかりと利益を出すためには
「代理店よりも安く売る」必要があります。
だって、値段が一緒なら正規代理店で
買った方が安心感がありますからね。
そのため、
輸入(仕入れ)をしようとしている
商品の代理店での販売価格を
事前にしっかりと確認しておきましょう。
代理店よりも安く販売しても
しっかりと利益が出る商品を
仕入れる必要があります。
また、仕入れの際には
商品価格だけでなく手数料、送料、
ヨーロッパの場合はVAT(付加価値税)、関税、
などがかかる場合があるのでそれを
踏まえたうえで商品を仕入れる必要があります。
長くなりましたので
次回へ続きます
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