「まいどまいどー!」
「どうでっか 商売は?」

こんな言葉が日常的に繰り広げられているイメージが
大阪に来る前にはありました。

そして、今もそのイメージは
そんなに崩れていません。

こんな挨拶みたいなやりとりですが、
はじめてみたときはちょっとびっくりしました。

でも今思うと、
商売の原則のようなやりとりを目にしたように思います。

どういうことかというと、
日常的に 「交渉」 が行われている、
ということです。

大阪では「交渉」という言葉の敷居が低くて、

「それ、なんぼになるん? 
= それはいいくらになるのか?」

というのが挨拶変わり、
といったら大げさかもしれませんが、

日常の会話の中でさらりと提案してきたり、
交渉がからんでくるように思います。

僕が言われやすいだけなのか?w

という疑問もありますが、
eBayでも顧客でも
もう少し、提案をしてみてもいいと思います。

仕入れ先に対しても
もう少し踏み込んだ話をしておけばよかった、というのと同じで、

お客さんに対しても、Offerというのは
僕らが思っているより、
どんどんかけて行っていいですね。

特に「お互いにとっていい提案」
ということさえ意識すれば

嫌われることどころか、
当然、感謝さえされますし、
日本人はどちらかというと
そういう提案に遠慮しがちではないかと思います。

僕なんて そういった提案から
生まれる関係のおかげで成り立っている
ようなところあります。

なりふり構わず提案・Offerを投げかける、
という意味ではないですが。。。

まずは お互いにとってWINWINになる、
ポイントを探すことから

始められてはいかがでしょうか?

結局それは、自分の強み(USP)
となるところが大きいかと思います。

そして そこをどんどん
意識して伸ばしていきたいですね!

P.S.
先日、海外からお客さんというか
お友達が来ることになり、
ステイしてもらう機会がありました。

そんな中で
毎回思うのですが、

日本に来て、日本の商品(販売している商品)を
見てもらったり、手に取ってみてもらったときの
反応を見ることができたのは非常に収穫でした。

というのも。。。

生で海外から来た人の反応というのは
非常にダイレクトで
パソコンのむこうにいる人のリアクションを見れられた
ということと同じだと思うからです。

話したりする中で日本の商品だけでなく、
日本のどういうところに 興味を持っているのか、

そして 我々日本人はどういう風に見られているのか。
どういう商品を求める傾向にあるのか。

すべてダイレクトです。

良い機会なので
実際に事務所に来てもらい、
いろいろな商品の説明をしたりしました。

以外とこれは反響をよぶのではないか、
と思っているものが全然だったり、

自信がないものが以外と好評だったり、

はっきりいって自分のカンは本当にあたりませんw

ですので客観的にみる
数字・データは必要です。

統計的なデータ、数字は本当に大切ですが、
結局それらは 後追いです。

数字に現れるまでに多少時間がかかります。

ですので、
一番の現場の声は展示会だと思います。

展示会では生の声が反映されています。

数字をあとで分析することも大切ですが、
生の声を聞くことは自分への糧になります。

それに。。。

やっぱり机の上でデータを見てるだけじゃ
頭で納得しても
自分の中に入ってこないんですよね。

そしてもう一つ、 そういった人は 
日本で商品をみて、また自分の国に帰っても
それを欲しい、と思う点です。

日本に来て、
実際に手に取ってみた商品というのは
いい思い出にもなります。

とくに日本にいるときには手に入らなかったものや、
日本にいるときに買った商品の、
関連商品なんかは求めやすくなりますね。

輸出ビジネス 実践日記