寿司職人の「笹バラン」細工に魅せられ、
独学で切り絵を始めたという長屋明さん。

自ら切り開いた切り絵アートの世界は
驚くほど繊細で精巧。

題材となる絵は日本の名画やアニメ、自然の花など
およそ切り絵になるとは思えないものばかり。
表現方法でも圧巻の切り絵作品をご覧ください。

逆立つ髪の一本一本まで切り抜いて作られたもの。

まるでペンで描いたように見えます。

これも一枚の紙からできた切り絵というから驚きです。

今にも壊れてしまいそうな繊細さです。

和太鼓の力強い振動が伝わってくるかのような作品。
長屋明氏のペーパーアート(切り絵)

ほとばしる線香花火をみごとに表現。

質感までもが伝わってくるかのような一枚の葉。

葛飾北斎の作品を切り絵で表現しています。
こちらは「吉野義経馬洗滝」。

北斎の名画、冨嶽三十六景 凱風快晴「赤富士」。

付箋を切り抜いた作品も多く手がけています。
こちらはアニメ「ドラゴンボール」の孫悟空。

切り抜いた部分を影に見立てて表現した「となりのトトロ」。
アニメの雰囲気が伝わってきます。

付箋の特性を生かして、花びらを立体的に立ち上げた切り絵作品。

花と葉、その影をみごとなコントラストで表現した作品。

和をテーマにした切り絵作品も多数。こちらは鯉にまたがった金太郎。

こちらの鳳凰は絵画と見まがうばかりの作品です。

「Spotlight」より引用