こんにちは、武藤です。
毎年2月15日と8月15日は不良FBA在庫のチェック日です。

過去1年間売れなかったFBA在庫については、
この日を基準に前払いの長期在庫保管手数料が課されます。

これがどれぐらいの費用かというと
30cm x 30cm x 30cmあたり半年分で22.5ドル。

英国アマゾンの場合は1m x 1m x 1mあたり
882.50GBPなので半年で15万円です。

しかも半年分の先払いとなりますから、
在庫の分量によっては信じれない金額になることも。

各商品について初回の1点は免除されますが、
2回目の指摘もしくは2点目以降については費用がかかります。

ちなみに、長期不良在庫のチェックは以下から行えます。
Reports > Inventory > Inventory Health

このレポートはオンラインでも見れますが、
Downloadタブのレポートが便利です。

このレポートの以下の項目をチェックして、
不良在庫を確認しておきましょう!

Est. Long Term Storage Units 次回の在庫一掃日に該当となる商品数
(qty-to-be-charged-long-term-storage-in-next-cleanup)

Est. Long Term Storage Fee 長期在庫保管手数料の見積り
(projected-long-term-storage-fees)

これに該当した商品の処分の方法についても
ご紹介したいと思います。

商品の特性に応じて
主に4種類の処分方法があります。

1.廃棄処分
2.割引きセール
3.eBayでの販売
4.日本への返送

まず1つ目の在庫処分の方法は、
廃棄処分(Disposal)です。

これは商品の単価が10ドルを下回る商品や、
誰も買わないであろう商品に有効です。

通常サイズの商品であれば15セント、
大型商品でもわずか30セントで処分が可能です。

処分に困った商品については、
この廃棄処分が低コストでオススメです。

次にご紹介するのが割引きセールです。

セラーセントラルメニューのManage Promotionより、
Create a promotion: Money Off を選択すると、
商品毎に割引を実施することが可能です。

対象となる商品や割引の条件などは、
かなり詳しく指定が可能です。
売れるまで段階的に引き下げてもよいでしょう!

私の一番のおすすめがeBayでの販売です。

Amazon内で割り引いても反応が悪い場合などは
eBayでオークション形式で販売すれば
商品が処分できます。

autoMCFなどと組み合わせて、
米国本土限定で販売すれば、
全自動で商品は受注&発送が可能です。

最後の手段が日本への返送です。

仕入値が高い商品については、
送料を負担してでも日本で処分したほうが
高く売れる場合もあります。

通常サイズの商品で50セントが、
大型商品で60セントがかかります。

また、返品等による不良在庫と共に、
MyUS等を経由して日本へ返送すれば送料も割安となります。

仮に1年を経過しなくても
数ヶ月を経過した在庫は無駄ですから
どんどん処分していきましょう!

ノマドエクスポーター アマゾン海外販売編