■いまだ足踏みする企業が多い中国進出
これまで、中国へのEC進出は難しいとされてきた。
日本企業が進出を試みたものの
撤退を余儀なくされた多くの例を見ても明白だ。

しかし、エフカフェが提供している
「Tmallグローバル」を利用すれば、
リスクが回避され、有利な条件で中国進出が可能になった。

それでも、過去の痛い経験から
いまだ中国進出を足踏みする企業は多い。
そこには中国本土のECと越境型ECを混同しているために
生まれた誤解があるのではないだろうか。

■越境型ECなら厳しい規制を回避できる
中国へ物販をする際、規制が厳しく通関が難しい。
実際に日本での販売量の1割しか
中国で販売できないというメーカーもある。

しかし、「Tmallグローバル」などの越境型ECを利用すれば
規制はほとんどかからない。
冷凍・冷蔵食品を除いた多くの商品を
直接、中国内の個人顧客へ販売することができる。

■知名度の低い商品をどうやって売り切るのか
Made in Japanであれば、たとえ認知度が低くても
中国で売れるのではないかと考える人が多い。
しかし、日本で販売実績がない商品では売り切るのに時間がかかる。

中国国内で実績を上げるのなら、
ランディングページや受注チャットを充実させることによって、
ネットユーザーに働きかけるのが効果的。

■中国ECの広告料は本当に高い?
Tmallや京東など、中国ECの広告費は
日本と比べるとかなり高額。
年間の売上とほぼ同額を広告費として使っている企業もあるほど。

この点も、「Tmallグローバル」などの越境型ECを利用すれば、
かなりの広告費を削減できる。
十分な広告を打っても、利益を確保することが可能となる。

■代金回収や物流への不安
中国ECの現況がわからず、
売上入金や商品配送に不安を感じている人も多い。

入金に関しては、決済システムが確立されているので
ほぼ問題がないといえる。
越境型ECであれば、日本円の入金も可能だ。

物流に関しては、北京オリンピック以降大幅に改善されている。
中国都市部へは日本から3日以内に配送可能。
ただし、商品が破損するなどのトラブルが多発しているので
梱包には気をつかった方がよさそうだ。

まずは現状を知って、正しい情報を得ることができれば、
中国ECへの展開はそれほど難しいものではない時代になったようだ。

「ネットショップ担当者フォーラム」より引用
https://netshop.impress.co.jp/node/1424