よくキャンセルを防ぐために国内在庫の管理の仕方
などよく聞かれることが多いです。

ただ聞かれても困るのが、
国内amazonを仕入先として在庫管理をしている人が多い
と思うのですがはたしてそれは正解でしょうか。

そもそも小売店から仕入れて売るという時点で、
流動性のあるマーケットの相場の価格を元にして販売している
ということをわかってんでしょうか。

そこに確実性はまったくないんです。
価格が上がることもあれば下がることもあるし、
在庫がなくなることもあれば増えることもあります。

一応わかっている人がほとんどですが、
深い理解はしていない人がほとんどみたいです。

流動性があるんであれば、
ある程度余裕をもった「価格」であったり「在庫」というのを
提示しなければいけません。

また、amazon在庫を元にする場合、
必ずしも国内出品者が在庫を持っているという確信はないということ。
また、必ずしもすぐに発送してくれる出品者ばかりではないということ。

このあたりを踏まえると、
むしろまったく何を基準に出品価格を決めて、
何を基準に在庫として持つのか持たないのかを
決めればいいのかわかりませんね・・・。

ですが悲観的になる必要もありません。
要は完璧を求めなければいいんです。

もちろんキャンセルでamazonなどのアカウントに傷つくことを恐れる
のは当たり前なんですが、
だからといって100%回避する方法を編み出す必要はないということです。

じゃあどーすんのが一番いいのか。

それは自分なりのルールを作って、
自分なりの在庫管理法を構築することです。

そうすることによって、
あたかも在庫が手元にあるような管理をすることができます。

まずは仕入れ価格、つまり在庫価格をAmazon.co.jpを元に入手しましょう。
例えば、最安値はAmazonの販売で4500円の商品があったとします。

今売れたら4500円で仕入れられますから、
4500円に利益やAmazon手数料などを計算して
販売したのであれば普通に儲かります。

ただ、毎日在庫更新するのならその最安値でいいんですが、
そうもいかないと思いますし、
相場は日々変動しますので、そのあたりのリスクも考慮
して値付けを行う必要があります。

例えばこの最安値4500円で仕入れられなくなる理由として、

・単純に価格の高騰
・最安値セラーの在庫切れ

などがあり、またそれに加えて利益がなくなる理由として、

・想定以上の重量・サイズ

などがあります。

ということはある程度このあたりのリスクを
考慮した値付けが必要になりますね。

ですが注意したいのは、
なにも考えずに最安値+500円みたいなダサい仕入れ価格設定を
しないようにw

いろんな事象をからめた「比重」を考えてくださいね。
表にするとわかりやすいです。

もちろんすべてのリスクをカバーするためには膨大なフィルターが
必要になってきますが、
ある程度自分で簡単にフィルタリングできる分だけでもいいと
思います(^^)

確率のお話しなので、
ようはどれだけ在庫切れ・薄利(最悪赤字)の確率を下げて、
販売率を上げれるかというところを考えると自ずと何を参考に
仕入れ価格を調整すればいいかわかってきます。

後編へ続きます

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