ここのところ、
「eBay,Amazonにおいて競合が増えてきて、売れにくい」
という相談を受けました。

そこで分かりやすく、
「これから輸出を一からはじめる」
という立ち位置に戻り、

eBayとAmazonのプラットフォームの違いを捉えながら、
自分なりに考えてみました。

今回は、
「さあ今からネット物販輸出をはじめるぞ!」という場合。

さらに、仕入れ先との交渉・つながりなどは 
一度おいておいて
(こっちの方が自分的には大事だと思うのですが)、
販売面においてだけ、という前提です。

eBayについてはリミットがあるので
出品制限がある人より、
ない人の方が稼ぎにくいのはあります。

これは「リミットをアップさせる」
ということをすればそれで終了なのですが、

それでもまだスタートさせたばかりの人が稼ぐには
Amazonの方が短期間で 稼ぎやすい、というのが
あると思います。

というのも・・・

一つは

・CSVでの取り組みがFile exchangeに比べて取り組み安い
というのと、

もう一つは アカウントの状態がいい状態が前提ですが、

・Amazonはビジネスレポートを使った分析ができる
からです。

「Amazonの販売では競合が多い」、「さらにAmazon自体までもが競合になる!」
と嘆きたくなる気持ちも分かりますが・・・

Amazonでの販売では
「与えられている部分」
も非常に多いです。

特にAmazonのBusiness report は
eBayの Traffic repotに比べて 詳細な分析が可能です。

日本でのAmazonを経験されている方は
ご存知かと思いますが、

セッション数、
ユニットセッション、
カードボックス獲得率などや 
 
実際に 
何人がアクセスして
どのくらいページを開いて
どのくらいの割合で購買しているのか、というのはもちろん、

・お客さまの関心の高い商品、

・出品中の商品と同じブランドでよく閲覧されている商品、

・出品中カテゴリーでFBAを利用して新たに出品をお勧めする商品など

ご丁寧に分析してくれていますし、

FBAに送ったものについては
FBAでの在庫切れ商品など
も教えてくれています。

そして 僕の場合ですが
この Business report の表以外にも 分析するにあたって

2つの表を作成し、使用しています。

それは
「出品前にこれだけの利益が見込めるであろう」という「仮説」の出品表

そして実際に
「販売して、商品を送ってみて、どれくらいの利益が取れたか」
という「結果」の表を使っています。

「仮説の表」
「結果の表」
「Business report 」

自分達なりに使いやすいように
幾度もアップデートしてきましたが、
この3つの表を見比べて 仮説・検証を行なっています。

僕的には
「結果の表」に関してはただ単に「仮説の結果」としての表ではなく、

販売管理表として、一つ一つのTransaction を振り返る
ためにも使ったり、いろいろな使い道ができるようにはしておいた方が
使い勝手はいいのかな、と思います。

せっかくの実績表なので、ですね。
どこまで分析したいか、というのは

人によって違うかと思いますし、それを一言、
分析力といっていいかわからないですが・・・

ネット販売において

「表やグラフから読み取る力」
というのは大事だな、とあらためて思い知らされています。

まあ、慣れみたいなところはあるので
毎日見ていれば 僕でも少しずつできているので
誰でもできるとは思っているんですけどね 笑

リーダーシップ、英語力や交渉力などと同様に
身につけて行きたいところではありますね!

輸出ビジネス 実践日記