eBayは5月21日から11日間に渡り、セラーがオークション取引を
キャンセルできるという前例のない通知を出した。
最近起こった顧客データベースハッキングに関しての対策だ。

しかし、取引の際バイヤーがPayPalアカウントを支払いに使わなかった場合は、
セラーからのキャンセルは認められない。

2月と3月に起こったハッキング対策として、
eBayはすべてのユーザーに対しパスワード変更の勧告を出した。
しかし、パスワード変更がバイヤーの入札に一時的に
支障を与える可能性がある、と26日に通達した。

また、キャンセルとなったオークション取引における
最終入札者の感情を害さないように、
彼らと連絡を取り合っている、とも報告している。

eBayはさらに、セラーによるライブ出品のキャンセルを認め、
5月21日に発生した出品料と、
オークション出品の際の連絡費の返金を行っている。

通知は以下の通り:

2014年5月21日の6AMから11:59PMまでに行われた
オークションスタイル出品の出品料および最終手数料は、
自動的に返金されます。セラーは返金を6月の明細で確認できます。

セラーはまた、2014年5月21日の6AMから
5月31日の11:59PMまでに行われたオークションスタイル出品を、
ペナルティなしで終了できます。
また、出品の際発生した関連手数料の払い戻しを、6月の明細で確認できます。

セラーはまた、2014年5月21日の6AMから
5月31日の11:59PMまでに終了したオークションの取引を、キャンセルできます。
ただし、バイヤーが支払いにPayPalを使用した場合に限ります。

eBayは明言を避けているが、セラーは月末までのオークション出品に関して
注意深くなるべきだろう。

eBayはさらに、パスワード変更過程についてもアップデートした。
もしまだ変更していない場合は、すぐに変更するか、
もしくは次回の取引をする前に変更をするように、とのことだ。

eBayアナウンス掲示板→http://announcements.ebay.com/2014/05/update-on-password-change-options-for-sellers/

eCOMMERCE BYTESより引用
http://www.ecommercebytes.com/cab/abn/y14/m05/i27/s01