eBayが出店者の評価方法を変更

世界最大のインターネットオークションeBayが
2014年3月11日、
アメリカの出店者に対する評価方法を変更すると発表した。

これまでの四つの基準を一つに置き換えた
「transaction defect rate」という方式に変更する。

新方式は徐々に適用されはじめ、8月下旬にはすべてに適用される。

「transaction defect rate」は、
出店者の業務の成功の度合いによって課金率を決める。
評価基準は、送料、配達の速度、売り手コミュニケーション、
そして製品説明の正確さの四つ。

この新しい指標により販売者のパフォーマンスを測定する。

出店者の業務基準が悪い場合や返品などが多い場合などを
パーセンテージで評価する。

指標が5％を超えるレベルになると、
出店者には通知がいくという。

それでも5%を下回ることができない場合には、
制約やペナルティが課せられるという。

また、業務の欠陥2％以下が続くとになると
トップクラスの販売者としての資格を得ることができる。

この新しい評価基準は、4月からプレビューを開始し、
8月20日から適用される。

それまでは、毎月の評価に反映されないが、
eBayは今後、数週間以内に詳細を発表するという。

マイケル·ジョーンズeBay北米の副社長は、
「ユーザーがeBayで買い物に期待することに
売り手が応えることで報酬を得る。
我々はこれをサポートする」と述べている。

また、評価が良いとeBayの検索結果で
より上位の良いポジションに表示される。

eBay出品者の一人、自動車部品屋「1A Auto」の
CEOであるリック・グリーン氏は、
この単一の評価システムを歓迎しているという。

小売業者が、長期的、漸進的な改善に
報いてくれることを可能にする可能性が高い、と述べている。

また、「この変更は、個々の出店者だけでなく、
eBayが全体としても消費者の実際のマーケティングの動向を
収集できる契機となる」と述べている。

eBayのこの変更は先月発表された新しい価格設定を含む。

そして、eBayでの販売はAmazon.comの市場で売る
より魅力的になるという。同社はポリシーの一部として、
利用者に利益をリターンするためのルールを提供するとしている。

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