こんにちは、武藤です。
今回は為替変動と海外販売ビジネスについて、
お話したいと思います。

私がAmazon海外販売をスタートした当時は歴史的な円高水準でした。
でも円高で輸出が不利だという認識はありませんでした。

というのも私たちの海外販売のビジネスは、
メーカーさんの収益構造とは次元が異なります。

なぜなら、原材料を外貨で仕入れる必要もなく、
販売価格を自由に決められるので、
為替差損を被るリスクを排除できるからです。

日本人のセラーは商品を日本国内で仕入れるので、
円高になろうと円安になろうと仕入値は変りません。

海外のお客様はそもそも日本の製品を
国内の卸値や市場価格よりもそうとう割高に購入されています。

円高になれば販売価格を引き上げれば良いですし、
円安となってもすぐに価格を引き下げる必要もありません。

必要な粗利を仕入値に上乗せして販売価格を設定することで、
為替変動の影響は排除することが可能です。

なので、為替の変動には一喜一憂はせず、
淡々と販売を継続してるといったところです。

P.S

人に器というものがあるかはわかりませんが、
ビジネスには器があるかもしれません。

「自分のまわりの7人の年収の平均が自分の年収」
という話があります。

年収400万円のサラリーマンの周りには、
350万円~450万円の社員が多いかもしれません。

また、1,500万円の報酬をとる起業家の周りには、
1,000万円~2,000万円程度の報酬の起業家が多いかも?
私が考えるビジネスの器というのは想像力です。

例えば年収400万円のサラリーマンが、
1,200万円の年収を得ることを想像するのは、
なかなか難しいこと。

一方で、年収1,500万円の起業家が、
翌年に4,500万円の報酬を得ることをイメージするのも、
やはり難しいかもしれません。

ところが、年収400万円のサラリーマンが、
年収1,500万円の起業家の話を聞いたら?

また、年収1,500万円の起業家が、
年収5,000万円の複数の起業家と交流したら?

おそらく年収400万円のサラリーマンも、
1,500万円の起業家も気になってしかたがないと思います。

なぜ彼らの年収はなぜ自分よりも多いのか?
どんなビジネスをしているのか?
時間の使い方には、どんな差ががあるのか?
彼らは何に投資をしているのか?

彼らがやっていて、
自分がやっていないこととは何なのか?

こうして、ギャップを感じながらも、
この違いを埋めようとすることで、
ビジネスの器というのは広がるのかもしれません。

書籍やセミナー、会食等を通じて、
諸先輩の考え方に触れさせてもらうことで、
ビジネスの器は広げることができるんじゃないのかな?
と思います。

ノマドエクスポーター アマゾン海外販売編