小売店で実際に買い物しているときに、
スマートフォンを使う消費者が増加している。
Googleの調べによると、84%ものスマートフォンユーザーが、
商品を選ぶときに少なくとも15分間スマートフォンを参照しているという。
最近の消費者は商品を買う前に、
レビューや価格比較、キャンペーンの有無など、
詳しい情報に基づいて決断する傾向がある。
しかし、Beaconという新しいサービスが、
今までとはまったく違う買い物経験を提案している。
これは、スマートフォンを使っている消費者の位置情報を小売店に伝え、
小売店が消費者にメッセージや、キャンペーン情報、店の場所などを送れるサービスだ。
Beaconの開発元であるSwirlは、
1000人のスマートフォンユーザーのショッピングの傾向を知るため、
リサーチ会社のResearch Nowに調査を依頼した。
その結果、販売員の意見を参考にするユーザーは38%に留まり、
65%がスマートフォンを参照する方を好む、という傾向があった。
①スマートフォンユーザーは、新しい商品の情報を受け取るのが好きだ。
タイミングとロケーションが重要になる販売情報に関しては、
モバイル機器は小売業者と消費者どちらにとっても有用である。
少なくとも67%のスマートフォンユーザーが、
過去半年以内に広告メールを受信している。
このうち81%のユーザーがほぼ毎回広告メールを読み、
79%が1度は何かを買ったことがあるというのだ。
②小売業者は、広告メールの内容が消費者にとって有用か、
ニーズに合っているかに気を配らなければならない。
消費者が広告メールを無視するのは、
41%が興味がない情報の場合と答えているが、
37%は内容自体にお得感がない場合と答えている。
16%が広告メールはうっとおしいと答え、
6%がそもそも広告メールを受信するつもりがないと答えている。
後半に続く。
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