さて、あなたは失敗をしてしまった。
友達を、家族をパートナーを傷つけてしまった。
心ない言葉を吐き、無神経な態度で相手を悩ませ、
約束を破って失望させてしまった。

「ごめんなさい」と謝ることが出来る場合はいい。
しかし、気まずい時や言いそびれてしまうときだってある。

心からの深い謝罪は、その状況を取り繕うだけでなく
あなたの人間関係をより強固にすることさえあるということを
覚えておいてほしい。ここで具体的に4つの方法をご紹介する。

1.謝るときは具体的に
気持ちの伴わない短い謝罪の言葉は頂けない。
単に謝るのではなく「食事の席で一人にしてごめんね。」
といったように相手を傷つけた行為を具体的に言葉にしよう。
そうじゃないと単に言い合いを避けるためだの謝罪だと思われても仕方ない。

2.「どう思っているの?」と、気持ちを聞いてみる
相手が怒っている理由はわかる。
でもあなたは全ての事情を把握しているわけじゃない。
そういう時は、相手がその時どう感じたのかをたずね、
なおかつ感情を思いやる姿勢をみせればよい。
そうすると相手はあなたが真摯に向き合っていることをきっとわかってくれる。
例え相手が余計な憶測をしたとしても、それを正すことができる。

3.相手の感情を受け入れる
相手の視点にたち、理解し共感する努力をしよう。
同じように苦い思いを味わった過去を思い出し、その時の気持ちを共有するのだ。
くれぐれも「君の気持ち、わかるよ。
昨日君のメッセージをずっと待っていた時も同じ気持ちだった。」
などと言って、相手のネガティブな部分を指摘してはいけない。
今はそういった場面ではないことを忘れてはいけない。

4.自分は「変われる」ということをアピールする
二度と同じ過ちを起こさないよう、この状況に挑むための場を設けよう。
例えばもしデートをすっぽかしてしまったのなら、
これから週の始めにお互いのスケジュールを確認しあうなどして、
過ちから教訓を得るという姿勢をみせよう。

これらの4つのステップを経ることで、
あなたが相手を傷つけてしまった後悔と悲しみを示し、
相手の気持ちを理解し、同じ過ちを繰り返さないという
メッセージを伝えることができるだろう。

単なる「ごめん」で済まそうとするのではなく、
あなたの心からの謝罪は、相手との関係を、
確かで近しいものに発展させることができる。

それでは、健闘を祈る!

Lifehack より引用