amazon輸出での守りの固め方 前編
の続きです

アカウント停止措置を防ぐためにAccount Healthで注意すべき、

1.Cancellation Rate
2.Late Shipment Rate
3.Contact Response Time

の3つの項目の内、1.Cancellation Rateについては前回までに説明しました。
今回はその続きになります。

2.Late Shipment Rateについて。

これは発送延滞率です。
デフォルトではこの数値が2日になっています。
ですので、2日以内に送らないといけません。
厳しいですね(^_^;)

で猶予として2日ぐらいあるみたいなので、
注文から4日目あたり?を過ぎたらManage Orders
の画面上部に警告が現れ始めます。

これが現れ始めたらamazonからの評価に影響し
始めているということですね。

まあこれは簡単に設定を変えることができます。
大口出品者だけですけどね。

よく日本のamazonでも、
通常、4~5営業日以内に発送します。 発送元: 日本
というのを見かけると思います。

この設定をすると、5日以内に送ればいいわけ
ですからだいぶ余裕ができますね。

個別にも設定できるのですが、出品点数が数千点となると
非現実的なのでtxtファイルでアップロードする際に
全て書き換えてアップロードできます。

ということで、無在庫販売の場合はこの配送期間の
設定が必ず必要になります。

猶予が2日程あるといっても、それはamazonの評価に対して
であって、お客さんからすれば
「2日以内に発送してないじゃないか!」
となりますのでクレームのもとです。
最悪キャンセルもありえます。

ですので、基本的に設定した期間内に発送するのが理想的ですね。

2.Late Shipment Rate についてはこれだけです。

ただ人間なのでミスはします。
発送通知忘れなども出てくると思います。

しかし、それが結局はセラー評価につながり、
カート獲得率に影響してくるわけですから、
何かしらシステム的な対策が必要になってくると
思います。

3.Contact Response Timeについて。

これは簡単に問合せに対しての返信スピードですね。
amazonでは、原則24時間以内の返信が必須となってます。

しかし、こんな簡単なことすらおろそかにする人が
いるからもったいないですね!

特に普通の問い合わせももちろんですが、
ChargebackやAtoZクレームに対しても同様です。

よく来る質問(例えば配送状況とかキャンセルしたいとか)
なんかはテンプレートにしておくといいです。

amazon内でテンプレートの保存ができますので、
すぐに返信することができます。

そうやって効率化を図ればメールの返信なんてそんな
めんどくさいこともありませんので、きっちり守っていきましょう。

僕は基本的にほぼ守ってますので、多少価格が不利な場合でも
カート獲得率はなかなかいいカテゴリもあります。
それだけで売上も全然変わってきますからねー。

仕事ができる人は僕的には、「手の抜きどころがうまい」と思います。
きちんとしないといけない部分がわかってるからですね。
で、仕事ができない人はまんべんなく当たり障りない程度で手を抜きます。

もちろん仕事が出来る人はAccount Healthの重要性がわかっている
と思いますのでがっちり守ります。

できてない人はまずamazonというサイト自体の勉強から始めないといけない
ですね(^_^;)

輸出入ビジネスで下克上し続ける EIKING BROG