副業というのは生活を助けるためには有効な手段ですが、
多かれ少なかれ本業および生活に影響を与えます。

メリットもありますが、デメリットもあり、
必ずしもプラスの影響が出るとは限りません。
副業を行う場合にはデメリットをしっかりととらえ、
本業または生活のバランスをしっかりと考えてやる必要があります。

デメリット1:集中力を失う
人間の集中力は有限です。
副業を始めることで、私的な時間や本業に割けるエネルギーが減ってしまう可能性があります。
「集中疾走」できる分量を見極めなければなりません。

デメリット2:生活のバランスが乱れる
副業をすることで本業やその他の家の仕事などに使える時間は減ります。
副業が本当に他の仕事よりも大事なものなのか、
慎重に考えなければなりません。

デメリット3:法的リスクがある
会社によっては副業(内職)を禁じるケースがあります。
これは、従業員の行動が訴訟の対象なる可能性があるため。
副業が会社に与える法的なリスクも考えなければなりません。

デメリット4:本業の給料に不満が出る
副業で稼げるようになると本業でももっと稼げるはずという強気の意識が生じます。
しかし、その気持ちは副業を持たず本業に専念している人の方が強く、
本業での昇給は簡単なものではありません。

デメリット5:隣の芝は青い
副業が上手くいくと起業しようという人も出てきますが、
これは全くの未知の領域です。
隣の芝は青く見えますが、
刈り取ってみるまでは本質がわからないので注意して。

デメリット6:起業に向かない人
ネットビジネスの成功を見ると、
副業を本業として起業したいと考える人も多いもの。
しかし事業の経営に向かず、会社員の方が成果が残せる人もいます。
自営業になってからそれに気づく人も多いのでしっかり考えて。

デメリット7:本業のキャリアが築けない
副業には好きなこと、得意なことを選ぶ人が多いですが、
そのせいで関心の低い本業のモチベーションは下がってしまいがち。
副業をすると本業のキャリア形成がマイナスになることは覚悟しておきましょう。

これらのデメリットをきちんと考えた上で、副業を始めるのはOK。
ただし、このデメリットの深刻度が増した場合は、
本業と副業のどちらを取るか自信が判断しなければなりません。

fiscalfizzle.com/Lifehacker.jp より引用