こんにちは、柿沼たかひろです。

困る大型商品の取り扱いについて良く相談を貰います。
「大型商品は取り扱わない方がいいですか?」
といった感じです。

しかし、一口に大型商品と言っても
「大型」という言葉に対する認識は
人それぞれですね。

ですので大型商品を扱いたいと思った方は
まず自分が扱う商品が

・具体的にどんなサイズで
・どのくらい送料が掛かるのか
を明確にイメージしておいた方が良いですね。

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大型商品は大きく分けて2つのケースがあります。
1.小型包装物(Small Packet)扱いに出来ないもの
2.EMSでも送れないもの

小型包装物(Small Packet)とは
重さ2kg、長さ+幅+厚さ=90cm、長辺60cmまでの商品で
一般の航空便やSAL便よりも安い送料で商品を送る事が可能です。
http://www.post.japanpost.jp/int/service/small_packing.html

と言う訳で
航空便の中で最も送料の安い
SAL便と組み合わせた

「SALの小型包装物」
個人輸出ビジネスをしている人たちの間では
定番の発送方法となっている訳です。

EMSは国際郵便の速達サービスで
アメリカまでなら通常3日程度で商品を届ける事ができます。

保険も2万円まで付いてますので
高額な商品等を発送するのにも向いていますね。
http://www.post.japanpost.jp/int/ems/service/

このEMSにも発送サイズ制限があり
重量 30kg、長さ+胴回り3m、長辺 1.5m
までとなっています。

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さて、Amazon輸出の場合
1.のケースは積極的に取り扱っても良いと思います。

小型包装物扱いで送る事の出来なかった商品は
EMSなど一般の航空便扱いで送る事になるので
Standar Shippingを「SALの小型包装物」で送る事を想定して
送料設定をしている場合は
送料の差額分を負担しなくてはいけなくなります。

しかし、その差額分は
商品代金に上乗せしてしまえばOKです。

梱包サイズや梱包重量は
ある程度Amazonの商品ページからわかるので
「あ、これは小型包装物で送るのが難しそうだな」
と思った時点で、EMSで送る事を前提とした
価格設定をしてしまおうと言う訳です。

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次回へ続きます

輸出入ビジネスで自由を手にする方法