On device resarchが最近、
「マレーシアのモバイル事情:独走中」という
面白いレポートをリリースした。

このレポートはマレーシアのモバイル事情、
特にスマートフォンの最近のトレンドと、
それがどうモバイルコマースとモバイル決済に
影響しているかを、分かりやすく見せてくれる。

どうしてマレーシアのモバイル事情は”独走中”なのか?
驚くべきことに、マレーシアのモバイル事情は、
ほとんどの東南アジア諸国、
さらにはアメリカよりも進んでいるのだ。

モバイル分野における”マレーシアの可能性”について、読み進めていこう。

<マレーシアにおけるモバイルユーザーの重要な統計>

Key Internet & mobile statistics in Malaysia

まずはじめに、マレーシアにおける
インターネットとモバイル事情の特徴を見てみよう。

人口:2900万人、70%が都市部在住
(2014年2月27日の推計では3000万人を突破)

インターネット普及率:66%(およそ2000万人のインターネットユーザー)
携帯電話普及率:140%(47%のマレーシア人が1台以上の携帯電話を所持)
3G契約者:1000万人(MCMCによると1500万人以上)

世界銀行によると、マレーシアの携帯電話普及率は
インドネシアやタイ、さらにはアメリカをも抜いている。

東南アジア内ではシンガポールとベトナムだけがマレーシアの上を行く。

先日のレポートでは、スマートフォンの普及率は27%とお伝えしたが、
最新のデータでは35%となっており、
マレーシアには1000万人以上のスマートフォンユーザーがいることになる。

マッキャンはさらに、マレーシアのスマートフォン普及率は
2015年までに60%になると予測している。

<いまだガラケーが主流、ただ長くは続かない>

Smartphone penetration rate in Malaysia

On Device Researchはまた、
マレーシアのスマートフォンのOS分析をしている。

それによると、主流はアンドロイドの65%で、
続くiOSとウィンドウズがそれぞれ13%となっている。

マレーシアの3大携帯キャリアが顧客獲得競争にやっきになっており、
良心的価格のスマートフォンプランが登場しているのが、
スマートフォンの普及の最大要因と言える。

Breakdown of smartphone OS and telco in Malaysia

後半に続く

e-commerce miloより引用
http://www.ecommercemilo.com/2014/03/mobile-users-mcommerce-mpayment-malaysia.html#.UyGuqed_vvD