数学と愛、一見大きくかけ離れた存在に感じますが、
実は愛を語る上で数学は大変強い味方になる――
そんな興味深い説を論じているのが数学者のハンナ・フライ氏。
彼女は数学者は非常に素晴らしい「愛の探究者」であると論じます。

なぜなら数学者は、愛を数学によって分析し、
それを手に入れ、維持する方法を数学的に探求し導き出すからです。
そして、フライ氏が語るこの分析、かなり面白いんです。

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様々なデータの統計を基に最善の方法を導き出す数学者ですが、
実はこのデータからはじき出された結果は、
わたしたちが抱いている固定観念とは少し違っています。

たとえば、世の中必ずしもルックスの良い人がモテるわけではありません。
特にネットでの出会いとなると、整ったルックスであることが
モテる条件とは言いきれないのです。
この理由、実は数学的にきちんと説明できるものなんですよ。

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この他にも、意外な愛の秘訣がたくさん詰まったのが、
フライ氏のプレゼンテーション。
数学をうまく利用すれば運命のパートナーに出会える確率も格段に上がるはずですし、
幸せな結婚生活を実現できる可能性も高まるんです。

ただし、彼女が提示している理論はあくまでも理論上最善の方法であり、
100%完璧な成功法ではありません。
あくまでも、現在考える得る最高の方法であるということですね。

ちょっと誰かに語ってみたくなる魅力的で、ユーモア溢れる「愛を語る数学」理論。
数学を味方にすれば明るい人生が歩める可能性も高まるとなれば、
紹介された3つの愛の秘訣、実践するしかありませんよね。

TED Ideas worth spreading*より引用