スマホでオンラインショッピングする消費者は
アプリを通じて決済する傾向が強いが、
品定めなどにはモバイル・ウェブサイトへアクセスすることが
より多いことが最近の調査で明らかになった。

消費者はブランドや商品、小売業者、
実店舗の所在地などについての知識を得るためには
ウェブサイトを優先しているのだ。

この調査は米ICM Researchが
スマホで買い物をする1,300を超える消費者を対象に、
任意に選ばれた13の各種オンライン小売業者との
やりとりの様子を見た。

13社のうち何と12でウェブサイトが、アプリより優先的に使われていた。
唯一の例外はeBayで、
アプリで買い物する人がサイト使用者の数を上回っていた。

アプリで買い物をする人の割合が最低だったのは
化粧品販売などのBootsで、
アプリでアクセスしたスマホユーザーはわずか8%。
逆に買い物にウェブサイトを使ったユーザーは65%もいた。

これに続くのがファッションブランドのNext。
アプリ使用者は全体の11%で、
ウェブサイト使用者の割合は62%に上った。

アプリの使用がウェブアクセスを上回った
唯一のオンライン小売はeBayだった。
調査に参加したスマホユーザーの52%がアプリで買い物をし、
ブラウザー経由でウェブサイトに行った人は35%だった。

ICM Research の取締役Jamie Belnikoff氏は
消費者がアプリよりウェブサイトを好む度合いの高さに
驚いたと発言している。

これまでmコマースを成功させるには
アプリに的を絞れといわれてきた。

調査はこのアドバイスが不適切であり、
アプリとサイト両チャネルへの注力が
必要であることを示している。

mobilecommercepress.comより引用
http://www.mobilecommercepress.com /m-commerce-war-sees-websites-edging-ahead-apps/8512218/