eコマース運営支援企業の株式会社SAVAWAY(サバウェイ)の調査で、
ショッピングにスマートフォン(スマホ)を利用する
若い女性(15〜29歳)の購買動向がわかった。

調査期間は2014年4月19日〜22日の4日間、対象者は男女2699人。

この調査によると、「スマホで買い物をしたことがある(書籍以外)」
と回答した人のうち、最も頻繁に購入するジャンルは、
男女ともに「ファッション関連」だった。

女性が「ファッション関連」を購入する割合は45%と、
圧倒的に多かった。男性は「ファッション関連」(21%)以外にも、
「CD・DVD・楽器」が16%、「おもちゃ・ホビー・ゲーム」が12%など、
ばらつきがみられた。

「ファッション関連」を購入する女性のうち、
最もよく利用するオンラインショッピングサイトは、
「楽天市場」が1位で56%。
以下、「Amazon」が19%、「本店サイトを含む大手モール以外」が9%だった。

サバウェイは、ファッション関連のECサイトでは
本店サイトの役割も非常に重要であると分析している。

また、ジャンルの種別によってECモールの間で
購買動向が大きく異なることもわかった。

「ファッション関連」を購入する女性のうち、
最もよく購入する商品ジャンルは「レディースファッション・靴」だったが、
楽天で一番購入されている商品ジャンルは
「キッズ・ベビー・マタニティ」が70%と、
「レディースファッション・靴」の56%を上回った。

商品ジャンル「雑貨」では、楽天とAmazonの比率がほぼ同じで4割だった。

ネットショップ運営において品揃えを最適化していくためには、
出店しているECモールや本店サイトの受注データを
一元的に管理できるシステムなどを活用し、
リアルタイムなマーケット需要を掴むことが重要だと
サバウェイは分析している。

「ECのミカタWEB」より引用
http://ecnomikata.com/ecnews/detail.php?id=1405