Amazonは、スマートフォンやタブレットなどのモバイル機器から
Amazon.com上で出店者の広告を簡単に検索できる
システムを開発し、運営を始めた。

このシステムではAmazon.com上で出店者の広告について、
ユーザーからの表示回数やクリック数なども表示される。
これにより、出店者の広告は一層露出が多くなり、
ユーザーへのアピールがしやすくなるという。

Amazonでは出店者の広告を主に2つの種類に分けている。

一つはAmazon.com上で入手可能な製品のための広告で、
もう一つは他のウェブサイトへリンクするものだ。
どちらのタイプにせよ、
出店者は広告がどれだけユーザーに閲覧されたか、
クリックされたかを厳密に分析し、予算を立てなければならないのだ。

この新しいモバイル広告枠は、
そんな出店者を後押ししようというプログラムだ。
Amazonは他の広告プログラムと同様に製品広告の説明と価格、
オークションなどを表示するページとなる。

そして、すべての製品カテゴリで使用できる。
Ecommerce BytesではSponsored Product Ads開始直後に、
このプログラムを使用した販売業者に取材した。

Amazonは2014年、ビジネス拡大の一環として、
タブレットとスマートフォンからも出店できるようにした。

Amazonは出店者たちに「これらの新しい広告戦略は
出店者の製品の認知度を高めるように設計されている」とアピールしている。

これは、Googleが新しい強化キャンペーンを開始した時と似ているという。
Sponsored Adsの場合、出店者は彼らの広告がどこで表示されるか
(モバイルかデスクトップか)について指定することができない。

また、入札量を指定することができない。
しかし、Amazonでは「もし、試用期間内にこの新しい広告枠からの
クリック数が販売に繋がらないというデータを示してくれれば、
我々は出店者に対する費用を下げるかもしれない」と、
自信を持っている。

Amazon.comへの訪問客の31%、
5200万人以上がモバイルからの訪問者であるという。
簡単言えばこのシステムでは5200万人以上のユーザーに
アピールすることができるのだ。

新しいモバイル広告枠については、
AmazonのSeller Centralで詳細が確認できる。

ECOMMERCEBYTESより引用
http://www.ecommercebytes.com/cab/cab/abn/y14/m03/i24/s03