人はみな「変わりたい」という希望を抱いて生きている。

常に成長し、自分のできうる限りのベストを尽くして
自分の中の何かを変えようとするのはすばらしい。

しかし自分を変えようとしすぎて、
自分を見失ってしまったら元も子もない。

自分を変えようとして行き詰まってしまった人は
もしかしたら変えてはならないものまで
変えようとしてしまっているのかもしれない。

今回はそんな7つのことを見ていこう。

1. 好きなもの
音楽、食べ物、スポーツなど自分の好きなものを
無理して変える必要はどこにもない。

それが人に悪影響を与えるものでないなら
誰かに好かれたいがために、流行っていないがために
変えようとする必要はないのだ。

2. 感情
愛や喜びなどと言ったポジティブな感情は
幸せの象徴であるが、人には当然ネガティブな感情もある。

表し方は気をつけなければならないが、
ネガティブな感情を無理矢理押し殺す必要はない。

感情は大切なシグナルだからだ。
感情があるからこそ私たちは人間らしくいられる。

3. リスク
リスクを知りつつ新しいことに挑戦するその姿勢は
人生で新しい貴重な経験を積むのに役にたつ。

ここを何も恐れない人間になろうと変えてしまうと
いつもセーフティーゾーンにとどまったままの
おそろしくつまらない人生になる。

4. 過去
人はもう終わってしまったできごとにしがみつき
1日の大半をそのことを心配したり、
残念がったりして過ごしている。

なんともったいないことだろう。

過去は変えられないし、変える必要もない。
大切なのは今を見つめることだ。

5. 未来の失敗
まだしてもいない未来の失敗をあれこれ
考えるのは時間の無駄である。

それは上で述べた過去にしがみついているのと
まったく同じだからである。
失敗ゼロの未来なんてありえないのだから
もっと気楽にいきたい。

6. 体
理想の体型を追い求めるのは決して悪いことではないが
やりすぎると際限なくどこまでも行ってしまう。

そうなるとどんなに努力しても
理想の体型を手に入れるのは不可能になってしまう。

7. できないこと
私たちはロボットではないので、
やりたいことをすべてこなすことはできない。

ときどき疲れてこれ以上進めないこともある。

スーパーヒーローではない私たちはできないことを
素直に受け入れたほうが、幸せに過ごせるのだ。

MindBodyGreenより引用