前回に引き続き、MasterCardワールドワイド発表による
「オンラインショッピング調査」についてお伝えする。

調査結果から、アジア太平洋地域では消費者の3分の2が
買い物をするためにインターネットを利用していることがわかった。

また、中国からの回答者のほぼ100%が過去3カ月の間に1回以上
ネットショッピングを利用したことがある、ということも明らかになった。

韓国やオーストラリアの消費者もネットショッピングの利用に積極的で、
1度でもオンラインショッピングをしたことがある人は
それぞれ97%、90%だった。

さらに、特筆すべきはインターネットを利用して
買い物をすると答えたインドの回答者数の割合が、
2012年の53.1%から2013年は80%へ
急激に上昇したことだ。

その結果、直近3カ月間にネットで買い物をしたインド人の割合も
2012年の70.9%から2013年は87.8%へと上がった。

また、同地域では、新しいモバイル技術も広まってきている。

モバイルバンキングのアプリに対する認知度が最も高く48.7%、
続いてゲームアプリでのショッピング35.7%、
SNSアプリでのショッピング34.9%という結果だった。

しかし、同地域の調査対象全体の85.3%がオンラインショッピングをする際に、
安全面に不安を感じると答えている。

安全性を最重要事項として挙げている割合は、
インドネシア92%、中国91.8%、マレーシア91.2%、シンガポール89.8%、
オーストラリア89.3%だった。

また、安全性に次ぐ事項として関心が高かったのは、
商品の金銭的価値84.8%、支払い方法の利便性84.6%だった。

MasterCard Advisorsのアジア/太平洋地域を統括するビュレット氏は
さらに「この調査からアジア/太平洋地域に暮らす消費者の生活スタイルは
ますますデジタル化しており、

安全なだけでなく便利な支払い方法を提供する必要性が
大いにあることが明らかになった。

MasterCardはよりスムーズにショッピングができる、
便利で安全な支払い方法の選択肢を消費者の皆様に提供することを約束する。」と語った。

Enterprise INNOVATIONより引用
http://enterpriseinnovation.net/article/chinese-consumers-most-avid-mobile-online-shoppers-asia-pacific-1561738995