ピアニストのKatja Rogers氏とAmrei Röhlig氏が中心となって作り上げた、
新しいピアノの練習システム、その名も「PIANO」が話題になっています。

このシステムは簡単に言えば楽譜に合わせて鍵盤が光り、
光る鍵盤を追えば曲を演奏できというもの。
でも、これ自体は一部の電子ピアノなどで以前からあったシステムですよね。

今回開発された「PIANO」システムが新しいのは、
楽譜をそのままピアノの天板上に投射できるという点。

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こんな感じで、まるでパズルゲームのように上から楽譜が降ってくるんです。
バーを見ながらその通りに鍵盤を押さえれば楽譜通りの演奏ができる、
これなら次の動きが予測できるので、
ピアノ初心者でも、楽譜が読めなくても演奏できそうですね。

このシステムは最近人気のプロジェクションマッピングを応用したもので、
専用のピアノに映像や光を投射したものなんだとか。

しかも、「Listen」「Practice」「Play」の3つのモードがあり、
段階を踏んで練習できるという優れもの。
演奏後には演奏に対する評価や習得度も知ることができます。

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このシステムがあれば初心者でも気軽にピアノの演奏が楽しめそうですね。