前回は、紛争や暴力の渦中でも弱い者に手を差しのべ、
助け合う人々の姿を映した画像をお届けした。
今回も同様に、
過去の大戦の様子や世界各国の係争地で抗議する市民の姿、
それを迎え撃つ警官隊、現地の人々とのささやかな交流のとき
そして紛争の最中でも、抑えきれない感情があふれ出た
人々の姿をとらえた瞬間をお見せしよう。
家族と離れてしまった女の子を抱きかかえる、アメリカ海軍衛生下士官
（イラク戦争、2003）
親ロシア派に包囲された基地のゲート越しに、恋人にキスするウクライナの兵士（2014）
「革命を擁護する」と宣言し、抗議する市民に発砲するのを拒否した軍隊の兵士に、
バラの花を手渡すチュニジアの少女（チュニジア革命、2011）
戦火で荒れた通りを歩く、盲目の老人を助ける少年（朝鮮戦争、1951）
アフガンの少女の手を取る、アメリカの兵士（アフガン戦争、2010）
サイパンで、3人の子供らに水と食べ物を分け与える兵士（1944）
負傷した警察官を抱きかかえ、安全な場所へと移動する抗議市民ら（トルコ、2013）
そのヘアスタイルと、優しい気質から、「ファジー・ウジ―・エンジェル」と呼ばれる
パプア・ニューギニアの先住民。傷を負ったオーストラリア兵によりそって歩く
（第二次世界大戦、1942）
抗議する市民と警官隊の間に、「人間の盾」をつくる勇気ある僧侶
（ウクライナ革命、2013年）
抗議市民に非難されて泣いてしまった警察官が、市民から慰めを受ける
（マニラ・フィリピン、2013年）
distractify.com より引用
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