「仕事は、情熱を持てるものじゃないとダメだ!」
確かにその通りです。

いつまでも情熱を持てないビジネスをやってるだけでは、
それなりに儲かっても、どこか満たされないままです。

でも、最初から自分が情熱を持てる、
「情熱先行型ビジネス」を見つけよう、そういうものに取り組もう、
としても、うまくいかないことが多いです。

例えば…
「オレには最高の音楽がある。だからコレで必ず成功するんだ。」
と言って、稼げないミュージシャンは腐る程います。

こういうノリで十分に稼げている人の割合は、
非常に少ないと言っていいでしょう。
何故か?
理由の一つは、そもそも稼ぎにくいビジネスだったり、
前例がないものが多いからです。

まあ、情熱が持てるビジネスというと、
大抵は「誰もやったことのないこと」を挙げるでしょう。
当然、稼げるかどうかは未知数。
それを推し量るには、ビジネス的な一種の勘が必要になりますね。

もう一つは、情熱が先行しすぎて、
「いかにして稼ぐか?」ということに向き合いにくいためです。

ミュージシャンの例だと、
「いい音楽を作ること」だけに力を入れすぎて、
「いかに売るのか?」ということを疎かにしてしまう、
という感じでしょうか。

残念ながら、ほとんどの場合はそれでは稼ぐことができません。

そんなわけで、「情熱先行型ビジネス」は、
最初に取り組むものとしては不向きであると言えます。

逆に、僕が今までやってきたことは、
「お金先行型ビジネス」と呼ぶことができます。

何でもいいからとにかく稼ぎたい
→海外にモノを売ると儲かるんだって?
→じゃあやってみよう

という流れで、目的を「稼ぐ」ということのみに設定して、
取り組むビジネスを選ぶ、という感じ。

この「お金先行型」は、「情熱先行型」とは逆で、
・事例は豊富で、稼ぎやすく、
・「稼ぐこと」のみを目的とするので、純粋な「稼ぐ力」がつきやすい
というような性質を持っています。

「稼ぐことのみを目的とする」と言うと、なんだかつまらなく聞こえますが、
取り組むうちに、情熱を持てる何かを見つけられることはよくあります。

例えば、
「Amazonの無在庫販売は稼げるけど、回り出すと面白くない。
でもこういうものがコレだけ売れるなら…
日本の○○を海外に発信したら最強じゃないか!」
というような流れですかね。

こういうアイディアは、何もやったことのない人、
稼いだことのない人のアイディアとは、次元が違います。
アイディア自体の素晴らしさ、具体性もそうですし、
何よりその人自身の実行力がかけ離れています。

じゃあ…情熱を持てる仕事をしたい人は、どうすればいいのか?

やっぱり、一度「お金先行型ビジネス」に取り組むのが一番ですね。
そこで得た経験は、確実に「情熱先行型ビジネス」を実現する力になります。

「お金先行型ビジネス」で、ある程度のお金が入ってくるところも見逃せませんね。
お金があるということは、時間もあるということです。
情熱をかけたいものがあるなら、時間はたくさんある方がいいでしょう。

僕らが取り組んでいる輸出ビジネスは、
「稼ぐ力」に加えて、「海外視点」が得られるので、
そういう意味でも非常にお勧めです。
eBayだろうがAmazonだろうが、真面目にやればまだまだ普通に稼げます。

逆に、「お金先行型」で稼げない人は、
「情熱先行型」で稼げるわけはありません。
まずは、「お金先行型」で稼ぐ!という壁を乗り越えましょう。

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