一日が24時間以上あればいいのに!
と誰しも思ったことがあるだろう。
仕事の効率を上げるよう努力しているが、
多くの場合、邪魔が入ったり、気が散ったり。

しかし、仕事の生産性を妨げる行動を
最初から取り除いておけば
毎日を実りあるものにすることは、
実はそんなに難しいことではない。

以下に、生産性を下げてしまう、
犯しがちな8つの間違いあげてみよう。

1. 「ご褒美」は「ずる」と同じ
ダイエット、貯金に仕事など
何か困難なことをがんばったとき、
私たちは「自分にご褒美」を与えがち。

しかし、例えば倹約にはげんだ後、
衝動買いをしてしまうと
せっかく成し遂げたことが台無しになり
それまでの努力が無駄になってしまうだけでなく、
その後の見通しさえも暗くする。

努力の結果得られるものを「ご褒美」とし、
その成果に着実に近づいていることを
「特別な楽しみ」と考えるようにしよう。

2. 必要のない「ミーティング」
不必要な会議は、
他人の仕事の生産性と時間を大幅に奪うもの。
多くの場合、会議とは過度に長すぎ、
焦点が定まっておらず、
出席者が今取り組んでいる作業から離脱を余儀なくさせる。

すぐに会議にメンバーを召集するのではなく、
スカイプ、テキストメッセージ、
Eメール、電話のような手段でまず話をすすめたほうがいい。
重要なことを話し合えると同時に、
あなた自分自身の仕事が邪魔されることもない。

3. 同時進行ですすめる
同時進行で、一度に複数の仕事を
簡単にできると思っている人は案外多いが、
殆どの場合、その結果はとても非効率的である。

注意持続時間が短くなり、生産性が下がるからだ。
良い結果を出したいなら一つのことに集中しよう。

4. ネット・サーフィン
勤務先でも自宅でもネット環境があると、
インターネットで時間を無駄にしてしまう。
ソーシャルメディアでコメントだけチェックだけするつもりが
思わず長い時間オンラインでいてしまう経験は誰にでもあるだろう。

ネットで調べることをリストアップして、
今作業中のタスクを終えてからネットを開くようにしよう。

5. 面倒な仕事を後回しにする
私たちはいつも、簡単な仕事から一日をスタートしようとする。
しかし面倒な仕事をその日の後半に残していたら
それを終わらせずに一日を終えてしまう。

そうではなく、大変な仕事は朝いちにとりかかろう。
その理由は、朝が一番やる気がみなぎっている時間だから。
なにより、一番大変な仕事を最初に片付けることで、
残りの日をいい気分で過ごせることができる。

6. 計画しすぎる
忙しくなってくると、
前もって細かいスケジュールをたててしまいがち。
しかし一度時間が押してしまうと、
それがストレスになって本来の目的が達成できなくなる恐れも。

重要な仕事は、一日のうち約5時間分だけ計画をたて、
あとは他のことをする時間として空けておこう。
コントロールする部分と、フレキシブルに調整する部分と
両方確保しておくこと。

7. 朝起きるときのスヌーズ・ボタン
朝起きてまず、ベッドでうとうとする10分を確保するために
目覚まし時計のスヌーズ・ボタンを押す―
これはまず止めよう。
あなたの身体は朝起きると、覚醒ホルモンを分泌させる。
毎朝、スヌーズ・ボタンを叩いて寝床でグズグズしていると、
この体のプロセスを遅らせてしまうことになる。

8. 全体像について考える
人生について、そして仕事に対して
なんらかのプランを持つことは、
自分がゴールに向かっているか確認するための良い方法である。
しかしまだまだ発展の途上にあるのに
全体像にばかり気をとられていると、
気を揉んだり、途方に暮れてしまう。

計画を練るのは、作業が中断したときのためにとっておき、
実際に動いているときには、目の前のものに集中しよう。

今取り組んでいる仕事のひとつひとつが、
あなたをゆっくりと確実に
目的に向かわせていることを実感できるように。

Lifehackより引用