ウォーレン・バフェット氏は幾年にもわたって
成功への道をどうやってたどればよいか
知識を惜しげもなく世に伝授してきた。

世界で最もリッチな成功者のひとりであるバフェット氏の
説得力のある10の引用句をあげてみよう。

1. 自分のフィールドについて知りなさい
「リスクとは、自分が何をやっているかよくわからない時に起こるのです。」

世界レベルのポーカープレイヤーは、
テーブルの上で本当にギャンブルをしていると思ったらそれは間違い。
いくらチャンスに恵まれていても、最後にものをいうのはスキルであって、
運ではないことをバフェット氏は知っていたのである。

2. ものごとを熟考すること
「殆どの毎日、多くの時間を考えることに費やしています。
アメリカのビジネス界ではあまり一般的なやりかたではないですね。
とにかく、読んで考えます。そして衝動的に決断を下すことはしない。
こういうやり方が好きなのです。」

多くの実業家たちは、衝動的なものの決め方をする。
時にはそれが利益を生むし、全てを失うこともある。
バフェット氏は成功するだけではなく、
その成功を維持させ続けるための選択肢を
注意深く検討することを信条としていた。

3. とにかく注意深く歩め
「名声を得るのは20年かかるが、
それをぶち壊すには5分で十分だ。
それを考えるとやりかたを変えたくなるでしょう。」

ビジネスもそうだが、人生においても慎重にならねばならない。
パブリックイメージを壊すのなんて簡単だ。
どんな行動を起こす時も、一億円の金を動かす時のように
細心の注意を払うこと。
なぜなら、本当にその価値がつく決断になるかもしれないのだから。

4. 状況が悪いのなら、それを悪化させない
「抜け出せない穴にいるのなら、
少なくともその穴を深くしないこと。」

何か失敗を犯したとき、それを取り繕うとして
さらに状況を悪化させるときがある。
成功のためには、時として何もしないことが
ベストな選択であるということを知るべき。

5. 正しい人とつながりなさい
「悪人と、取引することなんてできません」

ビジネスにおいても人生でも、成功するためには
信頼できない人と関係を築くことはできない。 

6. 人を信じすぎてはいけない
「愚か者でも経営できるビジネスに投資しなさい。
なぜなら、そのうち愚かな経営者が現れるから」

正しい人たちとつながっていても、
いい関係はすぐ終わるかもしれない。
良き時代は長くは続かず、
すぐ幕は降りるということを、
自覚しておいたほうがいい。

7. 過去にあったことに感謝する
「誰かが過去に木を植えてくれたからこそ、
我々は木陰に座ることができるのだ」

今のあなたの成功は、
過去にその道を整えてくれた誰かがいたから。
その誰かに感謝する気持ちを忘れずに。

8. 船から飛び降りるタイミングを知る
「慢性的に水漏れしている船に乗っていることを自覚したら、
船を乗り換えるほうが、水漏れしているひびをふさぐより建設的な決断だ。」

成功者は負けるとわかっている勝負はしないもの。
沈みゆく船にしがみつくのではなく、
別の船に乗り換えるべきだ、と彼らは知っているのである。

9. 習慣を変えるのは困難である
「習慣の鎖というのは軽すぎて普段意識することはないが
その鎖が重すぎて断ち切ることができなくなったときに
はじめて自覚するものである」

良い習慣を身に着けよう。
長く続けているほど、やめることもなくなる。

10. 自分の成功を確信しよう
「私はいつだって、自分が富を手にするであろうことを知っていたし、
一寸の間もそれを疑ったことはなかった。」

あなたは自分の成功を確信すべきである。
自分を信じ続けることが、結果的に周りを納得させるような
言動へとつながるだろう。

Lifehack より引用