アメリカのeコマース市場は2013年、
230億ドル(2兆3千億円)に届いた。
それは前年比の13%増だった。

この勢いはしばらく止まらないだろう。
30%以上のeコマースサイト訪問客が検索経由であり、
検索はまだまだネット小売業者にとって重要だ。

しかし、ショッピング検索の風景は年々変化してきている。
GoogleやBingなどの大手サーチエンジンは、
リスティング広告を先駆けモデルとして、
ショッピング検索を100%有料にした。

NexTagのような比較サーチエンジンは常に有料でやってきたが、
小売業者が広告料を縮小する傾向にあるため、
苦境に立たされている。

このような変化は、買い物経験にどんな影響を与えるのだろうか?
また、どんな可能性を切り開くのか?

さらに、モバイル機器から小売サイトを訪れる人は、
今や45%に上るという。
これはmコマースにどんな影響を与えているのだろうか。

消費者の買い物経験は、あたらしい商業モデルの登場によって、
明らかに質が落ちてきている。
消費者は、売り手が恣意的に選んだ選択肢の少ない、
高価格の商品のみを目にしている。

小売業者はサイトへの訪問者を増やすため、
広告に予算を割かないといけない。
そのため多くの業者が、高い広告料をペイするために、
高マージンの主要商品のみを広告に載せているのだ。

ショッピング検索サイトTheFindが行った、大手サーチエンジンと
競合ショッピング検索サイトを対象とする調査によると、
Googleの価格は最安の広告料より平均12%高く、
Bingは25%、Yahooプレミアムは31%高かった。

この比較は単に価格のみに焦点を置いたものであり、
高価格が最良の結果をもたらすとは限らない。
消費者はより多くを欲しがっているからだ。

それでは、消費者はショッピング検索をする際、
何を求めているのだろうか?

また、各ショッピング検索サイトについての比較検証、
ショッピング検索の未来については、後半に続く。

VentureBeatより引用
http://venturebeat.com/2014/04/02/4-things-you-should-know-about-e-commerce-in-2014/