ジャーナリストのカール・オノレイのプレゼンテーションのテーマは
「スローダウンのすすめ」。

現代社会に生きる私たちは、スピード偏重主義であり、
大人から子供までみんなが
早いこと、忙しいことが良いことだと考えています。
しかし、人生はレースではありません。

最近になって忙しい社会に反発する動きが世界中で見られるようになりました。
このスロームーブメント(運動)は今や世界中で積極的に進められており、
多くの人がこの動きに共感しています。

実際に、スローな生活をしている北欧社会は非常に豊かで快適です。

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しかし、スピードを出すことは快感であり、中毒になりますし、
スローダウンすることは文化の発展に逆流することでもあります。
だから、スローダウンすることは容易ではないのです。

しかし、その壁を越えて適切なスローダウンができれば、
生き方を更生できる、これがオノレイ氏の主張です。

わたしたちは一度忙しすぎる生き方を考え直してみるべきでしょう。