こんにちは、武藤です。
少しマニアックかもしれない話題です。
欧州アマゾンは1つの管理画面で、
各国の売上を管理できることが魅力です。
ただ、元々は別のマーケットでしたので、
国ごとにルールが異なることがあります。
今回はドイツ固有のアマゾンのルールを
ご紹介したいと思います。
英国では不要とされているにもかかわらず、
ドイツでは必要なのがImpressumです。
私も他の国のアマゾンではこの用語は
耳にしたことがありませんでした。
内容を調べてみると日本の特商法のように、
販売者の情報を開示する必要があるそうです。
確かにドイツの企業からのメールには、
メールのフッダーにもこのImpressumへの
リンクがある場合があります。
ドイツのアマゾンによると、
以下の情報の記載を求められています。
法的な販売者の名義
住所
国名
登記番号(無ければ不要)
責任者名
電話番号
会社概要(もしくはAbout US)
※なぜかリンクやメールアドレスではNGのようです。
あとは、ドイツのアマゾンでは
英語での記載はNGですのでドイツ語で記載しましょう。
コツは数万評価を持つ現地のセラーの情報を
参考にして作成することですね。
ドイツ語の翻訳は、
ドイツ語→日本語ではなく、
ドイツ語→英語とされるとより正確な翻訳が表示されます。
ドイツで出品なさっている方には、
早かれ遅かれこの警告がドイツ語で届きます。
警告が届いたら5日以内に対応しないと、
アカウントがサスペンドされますので、
参考になさってみてくださいね。
P.S
英国のアマゾンに出品するにあたって、
注意したい特別なルールを見て行きたいと思います。
英国は欧州アマゾンの中でも
出品ルールが緩い国です。
ただし、家電には英国用のプラグか
アダプターを付ける必要があります。
英国でのみ明文化されているルールなので、
お客様から指摘を受けるとまずいですね。
ちなみに英国で利用されるプラグは、
日本とは全く形状が異なります。
田舎ではC-2やB-3、Oタイプなども見かけますが、
代表的なのは3本足のBFタイプです。
日本のプラグを変換するアダプターは、
アマゾンなどで500円程度で売られています。
せめてこの辺りのアダプターは、
プレゼントしても良いかもしれません。
また、英国の電圧は230−240Vの50Hzです。
ノートパソコンやデジカメ等では、
100−240V対応と英国に対応している場合もあります。
ただ、日本の100V 50Hz/60Hzとは大きく異なるので、
対応していない家電を利用すると、
コンセント側のヒューズが飛んだり製品が壊れたりします。
ですので、電圧が対応していない製品については、
下手に変換プラグをつけても怖いですね。
一方で英国アマゾンではドイツのように、
セラー詳細の情報を開示する義務はありません。
欧州は各国毎にルールが異なるので注意したいですね。
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