アマゾンによるカート獲得時の戦略 その1
からの続きです

前回は、
アマゾン販売における
カートボックス獲得一般について
お話していました。

今回もその話題の続きとなります。

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■価格改定はどのタイミングでするべきなのか?

カテゴリや商品、
またはセラーパフォーマンスによって

カートボックス獲得率は、
まちまちなので、

商品ページを見たときに
必ずカートボックスを
獲得しているとは限りません。

たまたま見たときに
カートボックスを獲得できていなくても
すぐに値下げする必要はありません。

そのままの価格でもしばらく経てば、
カートボックスが
回ってくるかもしれないので
値下げすると利益を減らしてしまいます。

実際に値下げする前に、
その商品がカートボックスを
獲得できているのかを確認してください。

■なぜ「Amazon.co.jp」と価格競争になるのか?

カートボックスを
獲得するために値下げすると

「Amazon.co.jp」も
追いかけて値下げしてきて

カートボックスを
独占してしまうことがあります。

カートボックスが
回ってこないと売れないので
取り戻すために、

こちらがまた値下げすると、
さらに「Amazon.co.jp」も値下げ・・・と。

お互いに
カートボックスを獲得するために

値下げをくり返すことによって
価格競争になります。

「Amazon.co.jp」以外のストアであれば、
同じ価格でもカートボックスを
獲得できますが、

「Amazon.co.jp」とは一定の価格差がないと
カートボックスを独占されてしまうため
値下げせざるを得ない状況になります。

■「Amazon.co.jp」が追いかけてこないこともある

こちらが値下げしたら、
必ず「Amazon.co.jp」が追いかけて
値下げしてくるわけではありません。

そのままカートボックスを
シェアさせてくれることもあります。

この場合は価格は据え置きのままで
問題ありません。

もし在庫が売り切れそうであれば積極的に
リピート仕入てして在庫を確保しましょう。

「Amazon.co.jp」が
在庫を持っている商品は競合が少ないので

こういった商品を
たくさん扱うことができると
売上げを安定させることができます。

次回へ続きます

家電せどりで自己実現を目指す上氏の戦略ブログ