たまにというか、かなりの頻度で
「仕入れ先を紹介してもらえないでしょうか?」

というメールを貰います。
驚かれるかもしれませんが
1~2週間に1度くらいは貰います。
仕入れ先の開拓は大変ですね。

僕も0から取引を始めた中国の商社と3年かけて信頼関係を築いたり
アメリカのネットショップから割引を引き出す為に、
得意ではない英語のメールで必死に交渉したり

日本の問屋から不良在庫リストを貰えるように
なるまでは数百万円の仕入れをしたり。
基本的にはそうやって仕入れ先を開拓しています。

もちろん仕入れ先の中には
知り合いからの好意で紹介して頂いたところもありますが
それは特別なケースです。

で、何が言いたいのかというと
「そんなメール送ってこないで下さい!」
ということではありません。

むしろ僕に「仕入れ先を紹介して下さい!」とか
「アメリカの法人設立代行会社を紹介して下さい!」とか
問い合わせをしてくる人はチャレンジ精神があって良いと思います。

ですが、そのチャレンジ精神・・・
僕に向けるのではなく、直接業者に向けることをお勧めします。

当然ですが
仕入れ先を紹介してもらうスキルを身につけるより
自分で仕入れ先を開拓するスキルを身につけた方が良いですね。

例えば僕がメールをもらったひとみんなに
僕の仕入れ先を紹介したとすると
そこから仕入れるメリットは少なくなります。

誰もが簡単に取引出来る場所から仕入れるのは
結局、Amazonなどの小売店で仕入れているのと大差ありません。
そうなってしまったらまた誰かに紹介をお願いするのでしょうか。

いつも言っていますが
他人と少しずつ差をつけて行くのが大切です。
自分にしか出来ない事をコツコツ増やして行きましょう。

P.S

Amazon輸出のリサーチで大切な事のひとつに
「カテゴリを絞らないこと」というのがあります。

特に「海外で売れている日本製品」というと
多くの人がおもちゃ、ゲーム、アニメなどを連想します。

このカテゴリ確かに稼げる商品がたくさんあるのですが
現状Amazon.comにカタログ登録されている商品を
無在庫販売しようと思うとかなり薄利になります。

というのも、これらは先ほどいったように
みんなが連想する商品群だからです。

誰もが思いつくこと
誰もができてしまうこと
ばかりをやっていてもなかなか結果は出にくいです。

とはいっても
特別なことをする必要はなく
少しだけ頭を働かせて
他のセラーと少しずつ差をつけていけば十分です。

少しの積み重ねが
あなたのセラーとしての特徴になっていき
その特徴が利益を生み出してくれるのです。

輸出入ビジネスで自由を手にする方法