台湾のインターネットユーザーたちは、
中国のeコマースサイトに深く傾倒しているようだ。
台湾の顧客に合わせて作られた、タオバオ台湾の繁体字によるフロントページ
台北の市場調査機関とコンサル会社の市場動向調査によれば、
台湾のインターネットユーザーたちは、
海外ユーザー向けにカスタマイズされた
中国のショッピングサイトに夢中だそうである。
台湾のインターネットユーザーの実に8割が、
中国のショッピングサイトを通じて
商品を購入していることが調査により明らかになった。
これは、2012年から数えれば11.9%の増加であり、
中国は台湾で利用される海外ショッピングサイトとしてはトップに躍り出た。
政府出資の調査機関によれば、日本は2番目にランクされ、
調査対象の48.9%が、日本のショッピングサイトで商品を購入したことがある、
と回答した。
それに続いてアメリカが27.4%で3番目にランクされている。
台湾でのこの人気の秘訣は、中国のショッピングサイトが
繁体字バージョンのサイトを用意するなど、
より台湾ユーザーに親しみやすく、
使いやすいプラットフォームを提供していることにあると、
調査会社はみている。
しかしながら調査機関によれば、台湾のインターネットユーザーの
一人あたりの消費額は、2012年よりも3.4%低く、
平均NT$8,490(約2万9千円)と減少している。
注1:繁体字=繁体字中国語は、香港、台湾、マカオなどを中心に
使用されている文字であり、簡体字中国語は、中国本土、
シンガポールを中心に使用されている文字である。
中国本土で話される言語は、マンダリンと称され日本語の標準語に当たる。
香港や台湾の人達は主に広東語を使用しており、両者には明白な違いがある。
注2:NT$=新台湾ドルのことであり、NewTaiwanDollorの略称である。
台湾の公式通貨の英語表記。
Want China Timesより引用
http://www.wantchinatimes.com/news-subclass-cnt.aspx?id=20140402000065&cid=1202
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