簡単に大量出品できて、
簡単に儲けることの出来た
amazonの無在庫販売ですが、

amazonの反撃が始まった為に
多くの日本人セラーが
撤退を余儀なくされています。

大体次の2パターンです。

■パターン1
 無在庫の弱点がモロに

・日本人セラーがアメリカ、カナダ、欧州の
amazonに無在庫で津波のごとく大量出品。
・しかも仕入先予定は日本amazon。
・注文後に在庫切れ続出
→キャンセルや配達遅延が大量発生
・amazon激怒

■パターン2
 ASINかき集めツールの弊害による権利侵害

・日本人セラーがツールで集めた
ASINをもとに手当たり次第出品。
・各国の正規販売者、販売権利保有者が
amazonにクレーム
・amazon激怒

この2パターンによるマーケットプレイスの
品質急落に慌てたamazonが
本気で対策に乗り出しました。

多くの日本人無在庫販売セラーが
警告を受けたりアカウントを
サスペンドされています。

僕もアメリカとカナダの
アカウントを停止されました。

僕の場合はアメリカの
あるメーカーの権利侵害です。

停止されたアカウントは
復活するかもしれませんし、
復活しなくても別アカウントは簡単に作れます。

しかし、どちらにしろ、
これまでと同じ方法は取れなくなりました。

ツールを使ってASINを
ウン十万点もかき集めて一括出品し、
数のパワーで売上と利益を稼ぐ!!

というビジネスモデルは
終了したと思ってください。

ちなみに無在庫だと本当に品質が悪いです。

僕も日本amazonからの入荷待ちの商品が
20点ぐらいありまして、

それらは全てunshipedや
shipping lateになっています。

このブログでは「大量出品で楽勝!!」
と書き続けてきましたが、
この方法は終了です。

ではどうするか?!

無在庫輸出では他セラーのパクリはやめて、
自分で権利関係を確認しつつ
出品しなければなりません。

ツールでは権利主張していない
製造者・販売者名でフィルターをかけるなどして
ASINを集めます。大量出品は出来ません。

さらに、amazonへ権利主張するメーカー、
代理店はドンドン増えていきますので
警告を受ける前に削除する必要があります。

出品物の管理も複雑です。

メーカー、代理店ごとに
ASINとSKUを管理しておき、
一括で削除できる体制に
していなければなりません。

たとえば、おもちゃのBANDAIが
権利を主張しています。

この情報を知ってすぐに
バンダイ関連の出品を瞬時に削除しなければ
アカウントが死ぬというわけです。

これでは管理が大変すぎますし、
儲けることは難しいので
僕は一旦、撤退します。

しかし、既に次の行動に移っています。

おそらく多くのセラーが同じように
移動を始めると思いますので
ライバルも多くなると思いますが、
やるしかありません。

一から出直しですが、
ノウハウ・経験をつみましたので
応用が効くと感じています。
かえって安定するかもしれません。

副業貿易家