商品を海外に送る際、
現地通関手続きのときに
ひっかかりやすいものがあります。

発光する電化製品・おもちゃであったり、
インク製品

食品関係・肌に触れるもの
刃物関係

ここらへんが
メジャーなところでしょうか。

・FCCフォームとか
・TSCAフォーム
・RADEC フォーム

現地受け取り人情報とか
FDAのエントリーフォームなどなど。。

それがたとえ人に危害を与えるような
つもりのないものでも
輸入する国にとっては
非常に神経を使っています。

とくに
日本からアメリカに送る際に
僕が厳しいな~
と思う2つの理由です。

1つは国から物を出す方(輸出側)は
単純に自分の国から「出す」ので

被害を被ったり、何かこれといって
損することはあまりないわけです。

爆弾とか麻薬とか
殺人犯とか入ってくるのは
お断りしたいですが、

出る分にはせいせいするわけですよね。
(せいせい?笑)

まあ単純に気を使う必要は
ないということですね。

2つめはテロなどを経験した国は
それなりに検閲が厳しくなるのは当然で

アメリカは 9.11以降、
とくに厳しくなった、と言われますね。

(よく飛行機乗る際や通関の手続きの際に
呪文やうたい文句のように
遅延の理由として聞きますが。。。)

日本が平和ボケしているから、
という意見があるかもしれませんが、

輸入手続きのやりとりを見させてもらうと
日本の輸入通関はけっこう厳しいのでは、
という感想です。

ここらへんは僕が
輸入の大きいロット手続きの経験が
まだ新鮮なので
余計そう感じるかもしれません。

ただ、そうした
国ごとの社会情勢とか歴史とかは

輸出をする際に
みといて損はしないと思いました。

少なくとも送り先の国については
地形とか歴史とか隣国との関係とかが

以外とシンプルに
関係してくるのがおもしろいですね。

ちょっと話がずれましたが、
上記のいろんなフォームを
出したりしましたが、

どれも
「毒じゃないですよ」
「危険じゃないですよ」

「なにかあったとき、
ちゃんとした荷受人がいますよ」
とか

成分を聞かれたときに
「細かい成分表ありますよ」
「原材料はこれです。」
と紙面で対応できればよいわけです。

証拠書類として
残るものを渡せば安心しますね。

銀行、役所、国の機関とかと同じで
公的な機関は証拠として紙で動くので
(これは国に関わらないのでは)

紙などで細かく手続きをとる必要がある、
ということをですね。

この紙での手続きって
オンライン物販から入った、

Emailでのやりとりに慣れている人たちは
確かに手間だったり、面倒ですね。

ただ、相手としては
それが専門の仕事なので

それが「面倒」とか、
「ない」と言われれば

「それじゃ送れない」
「通すわけにはいかない」
となるのは自然なわけで。

そこに違う言語だから
なおさら不安になることは
あるかもしれませんが、

英語が普通に読めれば
なんてことはない文章ばかりです。

どんなときも
相手を不安にさせないために
紙で提出、というのは
覚えておきましょう!

ではでは

輸出ビジネス 実践日記