こんにちは、武藤です。

この度、米国に送った荷物が
日本に戻ってくることになりました。

金額的には200万円ほどですが、
いや~これは痛い。

数年前にもこうしたケースがありましたが、
当時の原因は輸入者を明記しないで
Amazonに直接納品をしたことが原因でした。

受取人であるAmazonに受け取りを拒否されたという
初歩的な失敗でした。

今回の問題は何が痛いって
金額よりも対策が難しいことです。

対策が明確ではないということは、
今後も再発する可能性がゼロではないということ。

納品ができない商品在庫を400万円、600万円と
持つのは避けたいところです。

そこで、まずは運送会社の担当者に
相談をさせていただきました。

今回荷物が差し戻された原因は
現地の通関担当者とのコミュニケーション不足です。

リクエストのあった資料はすぐに提出しましたが、
現地の複数の担当者から同じ質問をされ対応はしたものの
保管期限を超過して返送となりました。

担当者いわく
「本当に申し訳ないと思うけど、
返送の期限が来たから返送しますね。」
とのこと。

これは、日本ではあまり見られない対応ですね…

日本の担当者にも相談させてもらいましたが
根本的な解決策は無いかもしれないということ。

とはいえ、何も対策しないわけにはいきません。

今後は品目毎にHSコードの記載を行い、
自動で出力されるインボイスのみならず、
商品によっては詳細資料を同梱していく予定です。

また、担当者から頂いたアドバイスの1つが、
少量ずつ送るということ。

その分送料は高くなりますがリスクは分散できます。

さらに、セカンドオピニオンとして、
国際物流に40年以上携わってこられた
貿易の大先輩にもアドバイスをいただくことに。

当社の物流について課題のあぶり出しと、
改善に向けての提案をお願いすることになりました。

個人輸出から貿易会社にシフトUpする上での
良い経験と割りきって乗り越えて行きたいと思います!!

ノマドエクスポーター アマゾン海外販売編