顧客対応の効率を考えた場合に、
クレームが多発する地域に限って、
発送除外したほうがいい場合はあるのか?
という問題があります。

売り上げの観点から統計的に出した結論は、
「ない」っていうことだったんですけど、

顧客対応の大変さもわかるので、
なんとかうまい具合に

トラブル率を下げる方法はないか、
考えてたんですよ。

そこで思いついたのは、
「そういった地域は、
EMSのみの発送にしたらどうか?」
ということ。

僕はEMSと小型包装物SALを
主に使ってるので、

後者のトラブルが多いのではないか
と思ったんです。

地域ごとに、
ExpeditedとStandardと…
入れるか入れないか
設定することができますからね。

多少注文数が減るかもしれませんが、
EMSでないお客さんも、
EMSに切りかえる人がいることを考えれば、

トータルとしては
プラスになることもあるのでは?
という感じです。

ってことで、発送方法毎の
トラブル率を測ってみました。

すると…

なんと、一部のトラブルの多い国々では、
EMSのほうがトラブル率が
かなり高かったんです…。

メキシコとか、サウジアラビアとか…

これまたかなり意外な結果。

どう考えてもEMSのほうがちゃんと
着く気がするじゃないですか?

トラブルにも色々あるんで、
一概には言えないのですが…

基本的に、EMSのほうが早く着くし、
紛失しにくいのも間違い無いと思います。

が!

EMS、Expeditedを選択するお客さんは、
「すぐに欲しい」
という気持ちから選んでいるわけです。

なんで、Standardならば
3週間来なくても何も言わない人でも、

Expeditedならば、1週間でも
待てなかったりするでしょう。

結果、クレームに
繋がりやすいってことですね。

EMSのほうが
クレーム率が低い国もありますし、

Amazonではそこまで
国ごとに細かく設定できませんから、

注文数が落ちることを考えれば…
「EMSを止めた方がいいのか?」
といえば微妙ですが。

でも、
「EMSの方がずっとクレームに
繋がりやすい場合もある」

ということは、
なんとなく覚えておきましょう。

eBay, Amazonを利用した輸出ビジネスで100万超え!君嶋の輸出ブログ