インド人オンラインショッパーの大部分が、
よりよい買い物体験を理由として、
海外eコマースサイトでの買い物を好むことが、
調査で明らかになった。

この調査はアメリカ拠点の
インターネット動向調査会社Dynによって行われ、
アメリカ、ヨーロッパ、西アジア、アフリカ、アジア11カ国の
1400人の回答者に対して行われた。

これによると47%のインド人回答者が、
海外業者は期待に応えてくれていると感じており、
83%が海外サイトでの買い物を好むと答えた。

また中国人回答者の約83%が
海外サイトで買い物したことがあると答え、
62%のヨーロッパ人消費者と、
ほぼ半数のアメリカ人消費者も、
海外サイトで買い物をしたことがあった。

Dynの副社長で管理部長のMartin Ryan氏は次のように語る。

「インド人オンラインショッパーは成熟度を増しており、
国際的な消費者と同様の期待値を持っている。
eコマース業界はこの期待に応えなければいけない」

「インドのeコマースは存在感を強めており、
2021年までに760億ドル(約9兆円)に達する可能性がある。

確かなオンライン上でのパフォーマンスを見せ、
消費者のロイヤルティを確立するために投資する会社が、
大きな利益を上げるだろう」

インドのmコマース売上は、数年以内に
最大市場のアメリカのそれを凌ぐだろうといわれている。

約50%のインド人回答者が、実店舗での買い物よりも
オンラインショッピングの方が楽しい、と回答している。

インド人消費者はモバイル機器での買い物に熱心で、
37%の回答者がデスクトップ上での経験と同じ経験を
モバイル機器にも求めている。

回答者の約64%が、
今年はもっとスマホを使って買い物したい、
と答えている。

中国とインドはモバイルからの買い物に関しては先陣を切っている。
中国人回答者の80%が、スマホから買い物をしたことがあると答えた。

調査報告によると、
「モバイルショッピングの大いなる成長は、
中国とインドから発信されている。
約85%から90%もの回答者が、2015年にはもっと
タブレットやスマホからの買い物をしようと考えている」
ということだ。

Business Standardより引用
http://bit.ly/1axpjTO