年初にオンラインストアFancy.comが
「購入」ボタンつきのTweet で直接買い物ができる
Twitter Commerce の仮想イメージを提示した。

そのもとになったハイテクニュースサイトRe/codeの1月のスクープは、
Twitter側からの公式コメントや開始日などの情報こそ無かったが,

「これまでのソーシャルメディアの役割を大きく変え
消費者と業者の関係に風穴をあける動き。商品販売の大ブレーク」
(ブランド企画会社Vivaldi Fifth Season 執行役員
Agathe Blanchon-Ehrsam 氏 )として大きな話題を呼んだ。

小売業者がブランドのマーケティングに
ソーシャルメディアの活用を増やす中、
メディア側は各社の投資利益の増大に向けて動き出している。

たとえばPinterest は最近、特定商品の写真を値段や在庫情報、
購入ボタンと共に表示する新たな「ギフト情報」を提供し始めた。

Instagramは2013年11月に始めた「スポンサーによる書き込み」で
各社のブランドの浸透に大きく貢献し、
Forbs 誌から「世界で最も強力な販売ツール」と呼ばれた。

いつ現れてもおかしくないTwitterの「購入」ボタン出現に備えて、
小売業者は何をすべきか。

「人がFacebook やTwitter に参加するのは、
他の人とつながる目的だけでなく、最新情報を得たり、
自分らしいスタイルを作ったり、買い物をしたりするため」

というのはFacebook系列のeコマースEasy のCEO Nissim Lehyani氏。
ソーシャルメディアに的を絞ったマーケティング戦略の重要さを指摘する。

その最初のステップとしてLehyani氏が勧めるのは、
ソーシャルメディアに参加し、Facebookのページなどで
商品情報を提供しファンを増やし、ブランド力を強化すること。
次は、ブランドを目立たせ、購入につながるような統一的な仕組み作りだ。

顧客の買い物手続きを容易にする工夫も大切と言う。
ソーシャルメディアに単に参加するだけでなく、
その強みを最大限に利用するということだ。

後半へ続く。

businessnewsdaily.comより引用
http://www.businessnewsdaily.com/6318-future-of-social-commerce.html