ネット上で物を売る時に
今よりももっと売りたい場合は

・アクセスを増やす
・成約率を上げる

この2点があります。

まず実店舗と違い
アクセスを増やすのは簡単であり難しいです。
実店舗では明日からアクセスを2倍にしようとするのは非常に難しいですが
ネットでは明日から実行可能です。

PPC広告を打つことで2倍にすることが出来ます。
アクセスが2倍になることで売上もある程度は比例していきます。

ネットの場合は単純にアクセスを2倍にすることは簡単ですが(何もしていない場合)
難しさはというと実店舗と同じです。

PPC広告とは実店舗で言うとある意味
1等地への移転やメディア広告と同じ行為です。
人通りの多い所に移転することでアクセスは増えますが
更なるランニングコストが掛かります。

つまり
「1等地の家賃を払ってでも収益化出来るのか?」
これが課題となります。

正し、実店舗の場合は1等地と言うと
東京では銀座・渋谷・新宿・六本木
大阪では梅田・難波が1等地ですが
ネットの場合は至る所に1等地がある感じです。

育毛剤・サプリメントなどは大都会の1等地
輸入商品の場合は片田舎に1等地があり
掛かるコストは様々です。

…ちょっと例えが分かりにくいですね。笑

かなりシンプルに言うと
「育毛剤 通販」は物凄くアクセスも多いけど値段が高く
「GARMIN 410」はアクセスはそんなに多くないけど物凄く値段が安い
こういうことです。

しかし、いづれにしてもアクセスの上限はあります。
それは資金の面でも、ニーズの面でもです。

そのアクセスを効率的に活かす行為が成約率です。
どうしてもネットの場合は成約率が低いです。

例えば、この記事を書いている現在
僕のショップには何人の人が居るのか見てみました。
現在で9人も居ます。

多いと感じるか少ないと感じるかは分かりませんが
実店舗に9人もお客さんが居る絵を想像して下さい。
結構流行っているお店ですよね。

9人もいたら1人位はレジで会計していてもおかしくないです。
しかし、僕のこのショップの場合は
100~120人が来てやっと1つ売れます。

多分無在庫ショップで適当に作ったショップだと
1つ売るのに200~300アクセスは必要でしょう。

そしてサポートをしていると
アクセスに関しては皆さん考えていますが
軽視されているのがこの成約率です。

一応、正しい思考順位だとは思います。
極端な例ですが、アクセスが0だったら
どれだけ成約率を上げても売上は0です。

そして成約率を上げるための仮説と検証、
A/Bテストをする際もアクセスが無いと話になりません。
なのでSEO、PPC、モール出店に悩むことは
正しいのですがここで完了じゃないのです。

成約率まで施工して完了です。
まぁいずれも永遠の課題でもあるのですが……

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