以前の記事で、

>「皆、仲良く即決で利益を分けあいましょう」と
>平和条約を結んでいる所に
>「そんなの関係ない」と言わんばかりに
>1円出品で売りまくる人が出てきたら
>この平和条約は崩れ去ります。
>ここで誰が一番利益を出しているかというと
>最初に1円出品した人です。

この部分に対して多くの質問を貰いました。

ほとんどが質問内容は同じで
「敵になりませんか?」という質問でした。
残念ながら間違いなく敵になります。
商売敵と言われるものですね。

実店舗に例えるならば
同じショッピングモール(イオン等)に
輸入雑貨を販売している店があり

自分の方が安く仕入れれるために儲かると思い
後から参入して、明らかに他店対抗し
安く販売しているのと同じなのです。

この状況で「同じ輸入雑貨店同士仲良くやりましょう。」というのは
無理な話ですよね。
間違いなく商売敵になります。

もちろん、大前提としては敵は作らないに
越したことが無いです。
僕自身も結構な嫌がらせを受けたことがあります。

一番キツかった嫌がらせは僕の商品を落札して
お金を払わず悪い評価を付けて
あわよくばIDを停止させるという
悪質なものでした。
違反申告は当たり前の様に貰っていました。

ただ商売をしていて商売敵を作らないことは
あり得るのかな?と僕は思っています。

商売敵を作らない方法とは
周りより目立った行動をせずに
周りよりも少ない数字で我慢すると
商売敵を作らずに済むでしょう。

もしくは周りにバレずに稼ぐくらいでしょう。

しかし、周りよりも収益面で
1つ頭を出ようとすると基本的には目立ってしまいますね。
「出る杭は打たれる」は結構当てはまります。

「出過ぎた杭は打たれない」とも言われますが
上場会社でさえ敵対的買収をされるので
ビジネスをしていると常に敵は存在するのだと思います。

仲間を作ることも勿論、大切な行為であり
作るべきだと思いますが
皆が皆仲間になれる訳ではありません。

極論ですが
並行輸入はメーカーからすると嫌な行為です。
メーカーは日本ではもっと高い価格で売れると踏んで
値付けしています。

安く販売している国で購入され
高く販売できる国で販売されることは
メーカーから敵意を持たれる訳ですね。

確かに月に10万円程度の利益の場合は
あまり目立つこともなく「敵」というものに
触れることは少ないかも知れませんが
稼ぐ額が大きくなるに連れて
敵に関わる機会が増えてきます。

なので大きく稼ぎたいと思っている方は
「敵を作らない」という考えは捨てたほうが
より最短で稼ぐことが出来るでしょう。

ただ、もう一回言っておきますが
大前提としてむやみに敵を作る必要はありません。

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