世間一般で言えば輸入ビジネスと聞くと
商社のことを思い浮かべることが多いと思います。

しかし、ネットの世界で
輸入ビジネスと言われているのは、大きく分けて2つ。
欧米輸入か中国輸入ですね。

販路は大体同じであり
ヤフオク・アマゾン・楽天・ネットショップです。

僕の考えとしては

アメリカ→中国
中国→シンガポール
アメリカ→ヨーロッパ

このように日本を飛ばしたビジネスをしても良いと思っています。

ですが、日本→日本のビジネスは結局お金が必要だし
アメリカ→中国のビジネスは最初から難しいし・・

なので初心者が始めるのに
少し難しい位で
少し稼げる金額も多いという丁度良い温度なのは
日本を絡めたビジネスなのです。

その中でも難易度が低いのが欧米輸入です。
異論が有る方も居ると思いまが
中国・欧米を比較した際に初心者の稼げる率は
欧米輸入の方が高いと思います。

効率・時間・不良率

この3つの観点からです。
1人でビジネスをしていて

利益率は50% 平均利益1,000円
利益率は20% 平均利益10,000円

この両者を比較した時に
効率はどちらが良いのかというと後者ですね。
単純に発送量や取引量が10倍になります。

この次に時間の問題です。
1年ほど前にアンケートを貰ったのですが
副業の方で輸入ビジネスに充てれる時間は約3時間/日でした。
この3時間という時間では”行動量”が制限されてしまいます。

効率性の高い動きをする必要があります。
なので副業の方が効率と時間を上手く活用するためには
1取引辺りの利益額を高めることが必要です。

最後に不良率。

日本人のお客さんは世界一うるさいお客さんだと言われています。
噂話ですが一流ブランド品も
日本出荷向けとその他国出荷向けで工場が違うという噂も聞いたことがあります。

そして僕の実体験では海外のアウトレット(訳有り品等)に行った時に
「本当にアウトレットだ!」と思ったことがあります。笑
日本のアウトレットはあまり気にしない方にとっては
全く訳有り品では無いですよね。

それくらい日本対海外では商品の状態の価値観のズレがあります。
ebay仕入れでも中古のExcellentを仕入れて
どこがExcellentなんだ?と思った人も多いでしょう。

そして、僕は中国輸入の経験は少ないですが
僕の実体験上と聞いた話によると中国は更に上を行きます。

1年ほど前に20着位程仕入れたのですが
普通に売ることが出来たのは10着。

奥さんが手直しした訳あり3着
どうしようも無い商品7着
この時は不良率が35%です。

もちろん、不良率が高くても採算が合えば全く問題無いです。
この不良率・不透明感を理屈で理解出来るか
感情で見てしまうかの問題です。

これらを踏まえて初心者は
欧米輸入が丁度良い温度だと僕は思っています。

ですが、中国輸入の超魅力的なのは
利益率が非常に高いことです。

僕も昨日、オークファンとタオバオリサーチを
軽くしたのですが商品代比較だけでは粗利50%は当たり前。
諸々の経費を入れても(不良率は入れていません。不良率0%として)
40%は堅いでしょう。

それもヤフオク1円出品です。
ある程度、欧米からはすんなり仕入れられるようになった方は
中国からも仕入れられる選択肢も持つといいでしょう。

最近の欧米輸入は参入者も多くなり
僕が始めた頃は利益率50%に近い商品も多々ありましたが
最近では50%は非常に難しくなりました。

「資金が少ないけれど、時間も勉強もする!!」という
初心者にもオススメですね。

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