こんにちは、
川下竜彦です。

この記事を読んでいる
多くの方は日頃からコスパを考えて
生きていると思います。

僕も毎日のルーティン以外の
消費についてはコスパを意識しています。

ですが食べログのコスパの感覚は
おかしいと思います。

少し余談になりますが
吉野家を評価するときに

松屋を比較対象にして
味、サービス、雰囲気を総合して
コスパの採点をするのは良いですが

老舗の寿司屋さんを採点するときに
例えば、吉野家とかファミレスを
比較対象にしてしまうと
そりゃコスパは悪くなるのは当然なので。

そんな当たり前の答えを他のユーザーは
求めてないと思いますが・・・

話を戻して
ビジネスでも日頃の生活コスパの感覚で
費用対効果を計ろうとする人が多く感じます。
本当はもっと明確に数値化出来るのです。

それは投資と消費の違い。
リターンが将来のお金と感情、感覚等の違いからです。

例えば、
PS4を4万円で購入し(消費)
リターンは楽しいという感情です。

一方、セミナーを1万円で受講し(投資)
リターンはノウハウです。(将来のお金)

つまり投資の場合は
金→金なので消費よりも
明確に数値化しやすいのです。

ではどうやって数値化するかというと

投資額÷利益×100=ROI(%)
(投下資本利益率・投資利益率)

この計算式で算出が可能なのです。

ちなみに
上場企業のROIは5~7%と言われていて
小売業は4% 医薬品製造系などは20%弱だそうです。

だからROIを考えて
ビジネスの投資をしていって下さいね~
という話では無いです。

僕自身、ROIなんてほとんど計算しません。笑
過去を振り替えてってみて
ROIはいくらだったのだろう?と計算する位です。

ですが、ROI(%)を算出する必要は無いですが
この考えは必要だと思っています。

大切な部分とは生活コスパ(消費)と
ビジネスコスパ(投資)を
ごっちゃにしてはいけないことです。

何も考えず生活コスパの感覚で
ビジネスをしてしまうと
絶対にチャレンジ出来ないです。

典型的な例としては
初心者の仕入れが恐くて出来ないことです。
もちろん、投資は0になることは稀にあります。
しかし、消費とは全く別感覚です。

もう1点大切なのは
ROIは自分自身によって変わることです。

例えば、ビジネス交流会に行って
交流会が営業出来る場と勘違いしている
営業マンに捕まってしまい

社交辞令でずっと営業受けて
終わってしまったAさん。

その営業マンがうじゃうじゃ居る中で
営業マンを華麗にスルーしまくり
面白い人見つけたBさん。

期待はずれのセミナーに参加してしまい
文句しか出てこず思考停止してしまったAさん。

期待はずれのセミナーに参加したけど
セミナー講演者がこんな低レベルで

受講者も「うんうん。」と頷いていることから
まだ競合他社は現れないと思い
リソースを集中させようと思ったBさん。

AさんとBさんではROIが全然異なりますよね。

これは綺麗事では無くて
稼いでいる人はBさんの行動を
取る人が多いと僕は感じます。

そしてもう1点だけ違う切り口なのですが
投資額が大きな場合はROIが
上場企業の平均である5%でもいいのです。

1,000億の投資額があると
5%でも50億円ですね。

100万円しか無いと5%だと5万円。
つまり、現金が無い人ほど
ROIの高い行為を行わないといけません。

一見、酷なようですが
実はそうでもなくて
市場によって投資額の天井値は限られてしまいます。

後はコンプライアンスなどで
制限が掛かったりなどもありますが。

つまり僕達が行っている輸入ビジネスに
1,000億のお金があっても使いきれません。

ですので、1,000億企業との
バッティングはまぁ有り得ません。

適正な市場で
他の人よりも投資額を大きくし
他の人よりもROIを高めると
絶対に勝者になれます。

まぁこれが難しいのですが。笑

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